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山口県警察災害派遣隊の紹介
平成23年3月11日に発生した東日本大震災を教訓として、警察庁が大規模災害発生時における広域的な部隊派遣態勢の拡充を目的に「警察災害派遣隊」を設置したことから、山口県警察においても平成25年4月1日に「山口県警察災害派遣隊」を設置しました。同部隊は、県外において大規模災害が発生し、又はまさに発生しようとしている場合に被災地や被災が予想される地域において活動します。
組織
山口県警察災害派遣隊は、大規模災害発生時に直ちに被災地等に派遣される「即応部隊」と発生時から一定期間経過後に長期間にわたり派遣される「一般部隊」で構成されています。
任務
即応部隊
県外において大規模災害が発生した際、直ちに被災地に派遣
広域緊急援助隊警備部隊
- 情報の収集及び連絡
- 被災者の救出救助、避難誘導
- 行方不明者の捜索
広域緊急援助隊交通部隊
- 緊急交通路の確保
- 緊急通行車両の先導
広域緊急援助隊刑事部隊
- 検視、死体見分
- 身元確認の支援
- 遺族等への安否情報の提供
広域警察航空隊
- 被災者の救出救助
- 被害実態の情報収集、伝達
緊急災害警備隊
- 被災者の救出救助、避難誘導
- 行方不明者の捜索
- 避難所、遺体安置所の警戒
一般部隊
県外において大規模災害が発生した際、被災状況に応じて部隊を編成
特別警備部隊
行方不明者の捜索、避難所、遺体安置所の警戒等
特別生活安全部隊
避難所等を訪問しての相談活動、防犯指導活動等
特別自動車警ら部隊
パトカーによる警戒警ら、広報活動等
特別機動捜査隊
車両による警戒警ら、事件発生時における初動捜査等
身元確認支援部隊
行方不明者に関する情報の聴取、資料の収集等
特別交通部隊
信号機の滅灯に伴う交通整理、その他の交通警察活動等
(編集 警備課)