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ネット問題

ページ番号:0010603 更新日:2024年4月1日更新

◎ 少年に関するネット問題事案の相談件数

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 少年に関するネット問題事案の相談のうち、SNSを始めとするコミュニティサイトの利用に関するものが高い割合を占め、その内容は、契約関係、性的関係、脅迫関係、個人情報など多岐にわたっています。

 ネット問題事案が増加する要因としては、スマートフォンが普及し、少年の利用が増加したことや、少年のスマートフォン使用に対する保護者の関心が薄く、少年が自由にインターネットを利用できる環境にあり、利用時間が長くなったことなどが挙げられます。

  【過去にインターネットを利用してトラブルになった相談内容】
   〇 コミュニティサイトを通じて男と連絡を取り合い、男と会ったところ、わいせつな行為をされた。
              (小学生、性的関係)
   〇 オンラインゲームでトラブルになり、個人情報を教えていたところ、相手が学校に電話をかけてきた。
              (中学生、個人情報)
   〇 アダルトサイトを見ていたところ、急に画面上に料金請求の画面が表示され、連絡先に電話して、名前や
               電話番号を教えてしまった。(高校生、契約関係)

◎ SNSに起因した福祉犯の被害児童数

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 福祉犯~少年の心身に有害な影響を与え、少年の福祉を害する犯罪
 (児童買春・児童ポルノ禁止法、山口県青少年健全育成条例等)

 令和5年中における、SNSに起因した福祉犯の被害児童数を学職別に見ると、中学生が半数を占めています。
 SNSに起因した被害は、年々低年齢化している傾向にあります。

 少年の犯罪被害を防止するため
  〇 スマートフォンのフィルタリングを設定する
  〇 スマートフォンの利用に関して、家庭内で話し合い、ルールを作る
など、少年がインターネットを安全に利用できる環境を整えましょう。

 山口県警察では、教育委員会等と連携し、学校における「情報モラル教室」を開催するなど、幅広い年齢層に対してインターネットに潜む危険性やフィルタリングの必要性等に関する広報・啓発活動を推進しています。

◎ 児童の性犯罪被害防止キャンペーン特設サイト

 一般社団法人ソーシャルメディア利用環境整備機構と警察が連携し、児童の性犯罪被害防止キャンペーン特設サイトを開設しました。

    児童の性犯罪被害防止キャンペーン特設サイト<外部リンク>