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横断歩道は歩行者優先です!

ページ番号:0329134 更新日:2025年12月8日更新

信号機のない横断歩道における車の一時停止率(JAF調べ)が公表されました!

信号機のない横断歩道における車の一時停止率山口県日本一「止まらない」県に。

JAF((一社)日本自動車連盟)が令和7年8月に実施した「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」によると、山口県は34.3%で、全国最下位でした。

信号機のない横断歩道で車が止まらないのはなぜ?

 県内の信号機のない横断歩道上の交通事故や違反を分析した結果、横断歩行者の横断を妨害した理由の多くが「横断歩道には気づいたが、歩行者には気づかなかった」というものです。

横断歩道を渡ろうとしている歩行者に気づかない自動車

 横断歩道は歩行者が道路を安全に横断することができる場所です。
 常に歩行者が安全に横断歩道を渡ることができるように保護しなければなりません。

 山口県警では、横断歩道における歩行者優先意識の醸成に向け、広報啓発活動と交通指導取締りを強化しています。
 交通ルールを守り、安全運転を心掛けましょう。

 

ドライバーのみなさん!道路のダイヤマークの意味を知っていますか?

 道路のダイヤマークは、前方に横断歩道があることを示しています!
 

道路のダイヤマークに注目!

横断歩道や自転車横断帯に近づいたら・・・

 横断歩行者発見

歩行者がいないか確認しましょう!

減速

 歩行者・自転車が明らかにいないということを確認できなければ、その手前で停止できるように減速しなければなりません。
 横断歩道を認めたら、減速して、歩行者の有無を確認しましょう。
  ※ 歩行者・自転車がいないことが明らかな場合を除く。

一時停止

 歩行者が横断歩道を横断し、又は横断しようとするときは、その横断歩道の手前で一時停止して、その通行を妨げないようにしなければなりません。

横断歩行者等妨害等違反の罰則など

 罰則:3年以下の拘禁刑又は5万円以下の罰金(過失の場合は10万円以下の罰金)

 違反.:2点

 反則金:9,000円(普通車の場合)

 

歩行者のみなさん! 道路を渡るときの注意点を確認しましょう!

 歩行者の方は道路を渡るとき、以下の4つに注意しましょう。

  1. 横断歩道の利用・・・横断歩道がある場所の付近では、その横断歩道を横断しなければなりません。
  2. 直前直後横断の禁止・・・車両等の直前又は直後で横断してはなりません。
  3. 斜め横断の禁止・・・斜めに道路を横断してはなりません。
  4. 横断禁止場所・・・道路標識によって横断が禁止されている道路の部分では横断してはなりません。

 横断歩道でも油断せず、横断開始前はもちろん、横断途中も左右の安全確認を行いましょう!

 

「横断歩道ハンドサイン運動」に参加しましょう!

 信号機のない横断歩道において、歩行者による手上げ横断の合図(渡ります)と、ドライバーによる横断しようとする歩行者に対する合図(お先にどうぞ)を周知徹底し、横断歩道における交通事故を防止することを目的とした運動です。

 歩行者の方は、横断歩道を渡るとき、ドライバーに対し、手を上げる・顔を向けるなどの合図を出して横断する意思をしっかりアピールしましょう。
 車が停止した後も、左右の安全確認を行いましょう。
 手を上げることができないときは、顔や体を向けるなどして横断の意思をアピールしましょう。

 ドライバーの方は、横断歩道の手前で確実に停止した後に、横断しようとする歩行者に対し、手を差し出すなどの合図を出しましょう。


 お互いの意思疎通が重要です!

 

毎月5日は横断歩道ハンドサイン運動推進の日