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ローカル山だより/ローカル山だより・R1美和東小学校児童が間伐作業等を体験
美川町優良材生産研究会が美和東小学校で森林体験学習を実施
令和元年12月6日(金曜日)に岩国市美和町佐坂の山林において、岩国市立美和東小学校の5年生10名が間伐作業等を体験しました。
これは、次代を担う子どもたちに、森林の大切さやふるさとの林業の重要性を体感し、理解を深めてもらうために、林業研究グループ「美川町優良材生産研究会」(会長:升田清甫)が「森林体験学習」として行ったものです。
研究会のメンバーが講師となり、生徒は、森林の話や間伐の必要性等の説明を受け、スギやヒノキ、マツ、クリの見分け方をクイズ形式で学びました。
次に、2班に分かれて間伐作業体験(選木と伐採)に取り組みました。
先ず、木と木の間隔を確認し、伐採後の森林内の明るさを想定しつつ、細い木や病気の木を選んで色付きのテープを巻きました。
その後、伐倒技術として受口や追口の作り方を教わり、生徒が交代で1時間程度ノコをひき、チルホールで木を引き倒しました。
枝払いをした後、皆で丸太を抱えて、森の入り口まで運びました。
その他、「森のブランコづくり」、「森のロープワーク」、「ぶり縄の実演」、「チェーンソーで輪切り体験」などに取り組みました。
森のブランコは、とても大きくて、迫力があり、生徒達は大変喜んでいました。
森のロープワークは、荷づくりにも役立ちます。
ぶり縄は、設置後に上ってみて、ロープを木に巻き付けただけなのに足場が、しっかりとしているので、生徒達は、驚いていました。
最後に、講師の補助のもと、チェーンソーで初めに切り倒した木を輪切りし、森林体験学習を終了しました。
選木
伐倒
森のブランコ
森のロープワーク
ぶり縄実技