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ローカル山だより/ローカル山だより・美祢地区林研が低コスト造林の研修会を実施
美祢地区林業研究グループ連絡協議会が低コスト造林の研修会を実施しました!
令和2年2月7日(金曜日)、宇部市の吉部ふれあいセンターにおいて、美祢地区林業研究グループ連絡協議会が「林業経営研修会」を実施しました。
林業経営に資する技術や情報を得る機会とするため、毎年一回開催しており、今回は「低コスト造林のための育種と植栽技術」をテーマに、林業研究グループ会員など22名が参加して、低コスト造林の必要性や県の取り組み状況などについて学びました。
午前の座学では、山口県農林総合技術センター林業技術部の渡邉専門研究員を講師に迎え、低コスト造林を可能とする新品種やセンダン等早生樹種の特徴と生育状況などについて講義を受けたほか、午後からは現地でヒノキコンテナ苗の植栽実習を行いました。
今回の現地実習では、会員個人の所有林をお借りして植栽体験を行いましたが、研修には市の林務担当の方も出席いただいており、今後もこのような研修を通して、個人有林だけでなく、市有林においても広く森林施業の低コスト化が検討され、取り組みがすすんでいくことを期待しています。
ヒノキコンテナ苗の植栽実習