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R4試験研究成果要旨

ページ番号:0200348 更新日:2023年3月28日更新

 農林総合技術センターでは、県の農業・畜産業・林業が直面する課題解決に取り組むため、様々な研究に取り組んでいます。このページには令和4年度試験研究成果の要旨を掲載しています。
※本年度の試験研究成果については、このページでの要旨公開をもって発表の成立に代えさせていただきます。
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統合版

令和4年度山口県農林総合技術センター試験研究成果要旨(統合版) (PDF:5.8MB)

分割版

農業関係

 
No  課題名 成果の概要 要旨(PDF)
1 山口県の新規就農者(自営就農者)の実態解明 就農支援の向上を目的に新規就農者実態調査を行った。就農前~初期段階では就農地域関係者との連携が重要である。経営発展および規模拡大段階では経営的課題(労働力、時間管理、運転資金等)が重要となる。  R4-1 (PDF:526KB)
2 機能性表示食品に向けたネギ類等の評価 機能性表示食品登録を目的にルテイン含量の変化と簡易測定法の検討を行った。ルテインは栽培条件で変化し、葉緑素と相関があった。本技術を活用して、登録に向けた栽培方法への改善及び簡易測定が期待できる。  R4-2 (PDF:238KB)
3 「Evoマスター」イチゴ・トマト標準プログラムについて 県内イチゴ・トマトの「農の匠」の栽培管理の特徴を解析し、その特徴を取り入れた「Evoマスター」標準プログラムを作成した。本プログラムを活用することで初心者でもベテラン並みの管理が可能となり、収量や品質の向上を図ることができる。  R4-3 (PDF:304KB)
4 はなっこりー出荷予測技術の確立 はなっこりー生育モデルを基に、出荷予測ツールを試作した。栽培地点、面積、品種、定植日および日平均気温予報値から、出荷日と出荷量の予測ができる。また、スマホ等による植物群落の画像(植被率)から予測精度の向上も可能。  R4-4 (PDF:566KB)
5 ニホンナシ新品種「蒼月」の特性 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹茶業研究部門において育成され、品種登録出願公表されている。「蒼月」は、極早生の青ナシで、本県では7月末から8月初旬に収穫可能となる。果実も大きく良食味で、本県においても有望な品種として確認された。  R4-5 (PDF:216KB)
6 クリシギゾウムシの蒸熱処理による防除技術の確立 蒸熱処理によるクリのクリシギゾウムシ等の防除技術を開発した。蒸熱処理はヨウ化メチルくん蒸と同等の効果があり、果実のつや等品質にも影響しない。熱を利用した技術であるため、薬剤を必要としない。  R4-6 (PDF:396KB)
7 トマト葉かび病菌、すすかび病菌のSDHI剤に対する感受性 夏秋トマト産地において葉かび病菌、すすかび病菌に対するSDHI剤の薬剤感受性の低下が顕著となっていることが判明した。予防剤を主体とし、他系統の薬剤を組み合わせた防除体系の実践が必要である。  R4-7 (PDF:224KB)
8 イチゴのアザミウマ類の薬剤感受性検定 ヒラズハナアザミウマの簡易検定では、スピノエース顆粒水和剤、グレーシア乳剤は高い効果が認められたが、モスピラン顆粒水溶剤、ファインセーブフロアブルでは効果が低かった。  R4-8 (PDF:246KB)
9 農薬散布用ドローンを活用したカンキツの効率・省力的防除技術体系の確立 ドローンの飛行速度や扇形ノズル選定等、カンキツに適した防除方法が確立できた。また、縦開窓樹形や展着剤加用で防除効果が向上することや対象病害虫が確認できた  R4-9 (PDF:215KB)
10 「南津海シードレス」の収穫前に使用できる汚れの少ないかいよう病防除剤の選抜 カンキツの収穫直前に使用できる果実の汚れの少ないかいよう病防除剤として、クプロシールドフロアブルを選抜した。  R4-10 (PDF:181KB)
11 オリジナルリンドウ出荷予測技術の開発 オリジナルリンドウ出荷予測システムの確立を目的に出荷予測技術の開発を行った。本技術の特徴は気象データから栽培地の出荷日を予測できること。本技術を活用することで、戦略的な生産・販売の実現が期待される。  R4-11 (PDF:318KB)

 畜産関係

No  課題名 成果の概要 要旨(PDF)
12 飼料作物等高能力新品種選定調査 イタリアンライグラスでは、晩生品種の2番草において「アキアオバ」の乾物収量が多く、ソルガム類では、スーダン型では「ナツサカエ」の2番草、ソルゴー型では、「シュガーグレイズ」の乾物収量が多かった。  R4-12 (PDF:121KB)
13 大豆とウニ殻を配合した「長州黒かしわ」専用飼料給与の影響 大豆の配合割合を高め、ウニ殻を配合した飼料でも、「長州黒かしわ」の歩留まり、肉質及び増体成績に影響はない。また、蛋白質分解阻害酵素トリプシンインヒビターの失活処理による増体性等への影響はない  R4-13 (PDF:253KB)
14 動画から鶏のツツキ行動を選定するAI作成方法の検討 飼養風景を撮影した動画から攻撃性のある「ツツキ行動」を識別するAIを作成したところ、攻撃性のある「ツツキ行動」を検出することができた。  R4-14 (PDF:368KB)
15 ゲノム育種価を活用した種雄牛造成の取組 主な種雄牛(候補含む)70頭のゲノム育種価を算出した。ゲノム育種価を指標として活用し待機種雄牛9頭を選抜した。受精卵移植により複数頭の雄産子(全兄弟)を生産し、ゲノム育種価の優れた直接検定牛を選抜した  R4-15 (PDF:196KB)

 林業関係

No  課題名 成果の概要 要旨(PDF)
16 地拵え・下刈り・植栽工程の無人化 地拵えから下刈りまで多工程を処理できる多目的造林機械の運用方法の確立を目的として研究を行っている。
森林GISにより機械作業をトータルに設計し、スマートグラスと組み合わせることにより、作業の効率化が期待される。
 R4-16 (PDF:558KB)
17 一貫作業システムとドローン運搬実証試験 一貫作業システムとドローン運搬の実証試験を行い、生産性とコスト分析、要因等を整理した。R5年度に普及マニュアルをとりまとめ、本技術を活用することで一貫作業システムの普及促進が期待される。  R4-17 (PDF:318KB)
18 特定苗木・早生樹の導入による低コスト再造林技術の確立 新品種等導入による低コスト再造林技術の確立を目的に「特定苗木」と「早生樹」の調査を行い、その旺盛な成長、必要な施業等を確認した。本技術を活用することで、新品種等導入による再造林率向上が期待される。  R4-18 (PDF:252KB)
19 林業用コンテナ苗の育苗期間短縮化について 林業用コンテナ苗の生産コスト低減のため、育苗期間短縮技術の開発を行った。本県の気候を活かして露地育苗とし、早期播種や倒伏防止策など試みた。その結果、スギは12か月、ヒノキは7か月短縮できた。 R4-19 (PDF:497
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