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R1完了課題

ページ番号:0022304 更新日:2021年11月1日更新

 令和元年度に研究期間が完了した単県課題(以下、「令和元年度完了課題」)について、次のとおり成果の概要がまとまりましたので公表します。

※令和元年度完了課題には次の課題が該当します。

  1. 平成30年度が研究期間最終年度の課題のうち、年度をまたぐ作型などにより結果の取りまとめが令和元年度となった課題(例:麦、イチゴなど)
  2. 令和元年度が研究期間の最終年度の課題

研究結果の概要

令和元年度完了課題は下表のとおりです。
各課題の概要資料の欄をクリックすると、課題の概要書と概念図(PDF)が開きます。
※添付ファイルは読み上げソフトに対応しておりません。あらかじめご了承ください。

表1 令和元年度完了課題一覧

課題番号

課題名

内容

概要資料

研究期間

主担当研究室

R1-01

冬春トマトの少量培地耕による高糖度安定生産技術の確立

 県内には下関垢田地区など、品質が消費者から高く評価されている高糖度トマト産地があるが、ほ場条件に応じた高度な潅水管理技術を必要とする。このため、栽培経験やほ場条件に左右されず、品質を揃える方法として、隔離床栽培への関心が高まっている。
 そこで、新たに開発した「ゆめ果菜恵」による少量培地耕において、自動潅水制御による適正水分管理を行うことで、糖度8%のトマトを10aあたり6 t以上生産できる技術を組み立てた。

R1-01[PDFファイル/1.11MB]

H28-30
(2016-2018)

農業技術部
園芸作物研究室

R1-02

簡易低コスト型栽培システムでの‘かおり野’の高品質・多収生産による高収益体系の確立

 イチゴ栽培における施設装備費を削減するため、簡易低コスト型栽培システムおよび栽培ハウスについて低コスト化を検討した。‘かおり野’で問題とされる春先の糖度低下の要因を明らかにし、品質を落とすことなく実現可能な多収生産モデルを作成した。
 これらの組み合わせにより、新規栽培者が取り組みやすい‘かおり野’の高収益生産体系を組み立てた。

R1-02[PDFファイル/1.31MB]

H28-30
(2016-2018)

農業技術部
園芸作物研究室

R1-03

コムギ黄斑病の発生生態の解明および防除法の確立

 県産小麦のさらなる生産拡大と品質の向上を図るため、平成27年産から収量や加工適性に優れる「せときらら」に品種が更新されたが、これまでに県内で発生が問題になっていなかったコムギ黄斑病が平成27年産に確認され、多発生ほ場では収量や品質の低下がみられた。コムギ黄斑病の発生生態や防除法に不明な点が多いことから、早急な防除対策が産地から求められていた。
 そこで、コムギ黄斑病の発生生態を解明し、防除体系を確立した。

R1-03[PDFファイル/625KB]

H30-R1
(2018-2019)

農業技術部
資源循環研究室

R1-04

飼料自給率向上のための国産飼料等の黒毛和種肥育牛への給与技術に関する研究

 輸入飼料価格が高止まる中で、入手量や価格が比較的安定している国産飼料や地域資源を利用し、飼料自給率を高めることは肥育農家の経営基盤を強化する上で重要である。
 そこで、本県において作付が拡大している飼料用米や飼料用イネ、日本酒増産により産出量が増加している酒粕の飼料としての利用性について検討した。

R1-04[PDFファイル/385KB]

H27-R1(2015-2019)

畜産技術部
家畜改良研究室

R1-05

山口型放牧とイネWCSを活用した経営安定化技術

 山口型放牧を活用した繁殖経営に取り組む集落営農法人の出現や、飼料用米・飼料用イネ等の生産・利用拡大が図られる中、新しい飼料給与体系が求められrている。
 そこで、山口型放牧と飼料用イネWCSを活用した場合の繁殖性移籍への影響と経営安定化モデルを検討した。

R1-05[PDFファイル/789KB]

H28-R1
(2016-2019)

畜産技術部
放牧環境研究室

外部有識者意見聴取の結果

研究成果の公表にあたり、現場での活用性、新規性、フォローアップや確認試験の必要性について、外部有識者から幅広い視点や専門的な観点から意見を聴く「外部有識者意見聴取」を実施しました。

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