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LEARN in やまぐち「君は山口県の仕事を知っているか?」を開催しました。
山口県と東京大学先端科学技術研究センターとが連携した新たな時代の人づくり

LEARN in やまぐち『君は山口県の仕事を知っているか?~やまぐちトレイン2025で山口県庁を訪れる旅~』を開催しました。
山口県の名物を全国や世界に広げるために、県はどんなことをしているの?
学校の先生は誰が決めるの?
君が知らないところで、山口県にはいろいろな仕事があって、たくさんのプロが働いている。
そのことを、自分の目で見に行く旅が始まる。
この旅で君は、仲間と一緒に山口県内を走る電車やバスを乗りつぎ、自分の力で県庁をめざす。
大人が手伝ってくれない旅は、ちょっと緊張するかもしれない。
でもその先には、思いがけない出会いや驚き、感動が待っている。
さあ、山口県庁を訪れて、そこで働く人の話を聞いてみよう。
1 プログラムの概要
1 日時
令和7年10月29日(水曜日)
2 実施内容
公共交通機関を利用して県庁を訪れ、県の仕事について担当部署を探し出し、職員に質問しながら仕事内容を調べるミッションに挑戦しました。
3 講師
中邑 賢龍(なかむら けんりゅう)氏
(東京大学先端科学技術研究センター シニアリサーチフェロー/山口県新たな時代の人づくりアドバイザー)
2 参加者
小学1年生~6年生 34名
3 プログラムの様子
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山口県庁に行くには、いくらの切符を買えばいいの?切符を買うのもある意味ミッションです。 |
岩国駅を出発してきた参加者と徳山駅で合流します。 |
乗り換える電車はこの電車であってる?車窓さんに聞いてみます。 |
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低学年グループは山口駅からバスで山口県庁を目指します。 |
高学年グループは山口駅から徒歩で山口県庁を目指します。 |
山口県庁の食堂で昼食です。 |
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各グループに山口県庁でのミッションが伝えられます。 |
仕事内容を聞きに行く部署を探します。 |
「もし食中毒が起きてしまったら、県はどんなことをするのですか?」 |
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山口県議会議長を訪問しました。 |
山口県教育委員会教育長を訪問しました。 |
無事ミッションをクリアし、最後はみんな笑顔です。 |
4 参加者の声(プログラム後の感想より抜粋)
<子どもより>
・自分たちで考えて、行動することはとても楽しかった。この電車に乗っていいか、乗ってはダメなのか悩んだところが心に残った。
・大人の力を借りずに様々な交通機関を使用したことで、切符の買い方や電車の待機時間など多くのことを知ることができた。
・山口県庁から山口駅へ向かうまでの道で地下道から道に迷ったけど、現地の小学生に道を聞いて道案内してもらったので助かった。
・どうやって先生が決まるかなど、県庁の仕事を知れたことがよかった。
・初めて県庁に行って、なかなか会えない人に会えたことが心に残った。
<保護者より>
・初めて会った別の学校の児童とすぐに打ち解けられたこと、ミッションをどのようにクリアしたかなど、嬉しそうに話してくれました。
・プログラムでは、本人なりに色々戸惑って考えたようです。兄弟で上の子についていくことが多く、自分で積極的に行動する機会が少ないため、これからは自分の考えや主張を周囲に伝える機会を増やしたいと思いました。
・スタッフに教えてもらわずに、山口駅からバスを探して県庁に行ったことをとても誇らしげに話していました。
・親に頼らず普段と違う子どもたちや先生方と一緒に活動することで、ストレスを感じつつも世界や視野が広がったように感じます。
・プログラム参加後はどこに行くにも、行く理由を聞くようになり、良い意味でやりたいことを主張するようになりました。これまで親として連れて行っていた感覚でしたが、プログラム後は子どもについて行く感覚になりました。
・学校の社会見学では貸し切りバスなので、ただ集合場所に集まれば無事に帰れるので、自分で行き先を見たり、値段を見たり、お金で買うことがないので、今回は主体的に考えて動けた活動だったように思います。
5 その他
○LEARN in やまぐち「君は山口県の仕事を知っているか?」 (PDF:379KB)
○過去の山口県での開催内容はこちら
・令和4年度のプログラム<外部リンク>
・令和5年度のプログラム「朝まで昆虫観察」<外部リンク>
○東京大学先端科学技術研究センターについてはこちら<外部リンク>

