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食の安心・安全メール・第201号

ページ番号:0101532 更新日:2022年1月4日更新

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やまぐち食の安心・安全メール第201号

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ノロウイルス食中毒について

ノロウイルスとは

  • ノロウイルスは、ウイルスの中でも特に小さく、直径30~40nm前後の球形をしています
  • 少量のノロウイルスが口に入っただけでも、人の腸管内で増殖して、消化器症状を起こすなど感染力が強いことが特徴です
  • また、一度感染した人でも繰り返し感染することがあります

原因となる食品は?

  • 過去のノロウイルス食中毒事例のうち約7割は原因食品が特定できていません
  • ウイルスに感染した食品取扱者を介して食品が汚染されたことが原因となっているケースが多いことが、原因食品が特定できない要因です
  • 原因が特定された事例では、貝類(カキなどの二枚貝)の他に、弁当、刺身、寿司、サラダ、餅、菓子、サンドウィッチ、パンなどがあります

感染経路は?

  • ノロウイルスは主に経口感染で、ノロウイルスに汚染された食品を食べることで感染します
  • 家庭では、感染者の便やおう吐物に触れた手で取り扱う食品などを介し、二次感染を起こすことが多くなっています

予防方法は?

  • ノロウイルス食中毒を防ぐためには、次のことが重要です
    1. 食品取扱者や調理器具などからの二次汚染を防止する
      • 常日頃から手洗いの徹底を!調理器具などは消毒して清潔に!
    2. 加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱する
      • 中心温度85~90℃で90秒間以上加熱する!

お餅による窒息事故に注意!

  • 厚生労働省の人口動態調査によると、「不慮の事故」による死因のうち、食物が原因となった窒息による65歳以上の高齢者の死亡者数は、年間3,500人以上、中でも、80歳以上の死亡者数は2,500人以上です
  • さらに、人口動態調査の調査票情報を基に、消費者庁で平成30年から令和元年までの2年間を分析したところ、餅による窒息死亡事故の43%が1月に発生しており、特に正月三が日に多いことが分かりました
  • 高齢になると、口内や喉の機能等に変化が生じ、噛む力や飲み込む力が弱くなります
  • 餅は、食べやすい大きさにして、ゆっくりとよく噛んでから飲み込みましょう

やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
〒753-8501 山口市滝町1-1
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