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食の安心・安全メール・第228号

ページ番号:0194629 更新日:2023年2月15日更新

 

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やまぐち食の安心・安全メール第228号

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ジビエについて

  • ジビエとは、シカやイノシシなど、狩猟の対象となり、食用とする野生鳥獣またはその肉のことです
  • 野生鳥獣による農作物被害は、農家の営農意欲の減退や耕作放棄・離農の増加を招くなど、農山漁村に深刻な影響を及ぼしています
  • このような状況に対応するため、野生鳥獣の積極的な捕獲や、捕獲鳥獣のジビエ利用拡大が推進されています

ジビエの栄養価

  • ジビエは栄養価が高く、基本的に高タンパク・低カロリーです
  • 例えば、シカ肉は低カロリーで、その数値は牛肉の半分以下です
  • さらに牛肉と比べて脂質は6分の1程度ですが、2倍の鉄分を含みます
  • また、イノシシ肉は豚肉とさほど変わらないカロリー・脂質ですが、豚肉と比較して4倍の鉄分、3倍のビタミンB12が含まれています

ジビエによる健康被害

  • そんなジビエですが、生や加熱不十分な状態で食べることなどにより、感染症にかかる可能性があります
  • 日本では、生や加熱不十分な野生のイノシシの肉や内臓を食べたことが原因とみられるE型肝炎や腸管出血性大腸菌O157 感染症などの健康被害が起きています
  • 野生イノシシ肉の肝臓を生で食べた事例(平成15年)では、E型肝炎に感染した患者2名のうち1名が死亡しています

ジビエを安全に食べるには

  • 牧場で健康状態が管理され、肉になるまでに獣医師による検査がされている牛や豚の家畜とは異なり、野生のシカやイノシシ等は、どのような病気や病原体をもっているか等、わからないことが多いです
  • そのため、肉や内臓の中心部まで火が通るよう、十分に加熱することが大切です
  • 中心温度75℃・1分間以上、またはこれと同等以上の効力を有する方法で加熱してください
  • また、二次汚染を防ぐため、生肉をさわった後の手洗いや、調理器具の洗浄・消毒などにも十分注意しましょう

 

 詳しくはこちら

(厚生労働省(ジビエ(野生鳥獣の肉)の衛生管理))<外部リンク>


やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班

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