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食の安心・安全メール・第173号
やまぐち食の安心・安全メール第173号
毒キノコに要注意
キノコは秋の味覚のひとつですが、食べられるキノコと間違えて毒キノコを食べてしまい、食中毒になるケースが毎年報告されています
毒キノコによる食中毒事例
- 事例1:ツキヨタケによる食中毒
- 倒木に大量に生えていたキノコを採取し、自宅で調理して夫婦2人で食べたところ、食後およそ1時間で、おう吐などの症状が現れ、救急搬送された
- 採取者は10年以上のキノコ採取歴を持っていたが、このときは、食用のヒラタケと間違えてしまった
!!専門家でも、毒キノコを見分けることはとても難しいと言われています!!
- 事例2:ニセクロハツによる食中毒
- 山中でキノコを採取し、自宅で調理して食べた男性に、翌日、下痢、おう吐、上半身及び首の痛みなどの症状が現れ、緊急搬送された
- 男性は、その後、多臓器不全により死亡した
毒キノコによる食中毒を防ぐためには?
- 昔からの言い伝えは、誤りです!
- 「縦に裂けると食用」「ナスと煮れば大丈夫」「色が地味だと食用」「虫が食べていれば人間も食べられる」等の言い伝えは、すべて誤りです
- 食用種とよく似た有毒種もあるため、簡単確実な見分け方はありません
- 食用のキノコと確実に判断できないキノコは、絶対に「採らない」「食べない」「人にあげない」ようにしましょう!
<詳しくはこちら(厚生労働省ホームページ)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/kinoko/<外部リンク>
食品表示責任者養成講習会を開催します
- 山口県では、食の安心・安全推進条例により、県内に事業所等がある食品関連事業者は、事業所等ごとに、食品表示に関する責任者(食品表示責任者)を置くよう努めることとしています
- このたび、県では、食品表示責任者の設置を支援するため、講習会を実施します
- 受講対象者
県内食品関連事業者、みやげ物品として食品を販売する事業者(卸を含む)、直売所や道の駅等で青果等を販売する生産者等 - 内容
- 食品表示に関する講習
- 実務講習(表示ミスの点検、表示の作成)等
- 参加費 無料
開催日時、お申込み、お問合せなど、詳細はこちらをご覧ください
「食品表示責任者養成講習会」の受講者の募集について
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
〒753-8501 山口市滝町1-1
Tel:083-933-2974 Fax:083-933-3079
食の安心ダイヤル:083-933-3000
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