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食の安心・安全メール・第178号
やまぐち食の安心・安全メール第178号
食べ物での窒息事故に注意して!
乳幼児、高齢者などでは、食べ物による窒息がおきやすいため、特に注意が必要です
乳幼児
- 乳幼児では、歯が生えそろっておらず食べ物を噛んですりつぶすことができないことに加え、食べるときに遊んだり泣いたりすることがあるため、事故につながることが多くなります
- 乳幼児で窒息を起こす原因となった食べ物としては、ナッツ類、丸いあめ、ブドウ、プチトマト、もち、ちくわ、たくあん、こんにゃく入りゼリー、生のにんじん、棒状のセロリ、リンゴ、ソーセージ、肉片、こんにゃく、ポップコーン、おせんべい、ベビー用のおやつなどが報告されています
高齢者
- 高齢者では、だ液の分泌も少なく、咀嚼(そしゃく)機能が低下するので、以下のような形態の食品について注意が必要です
- 加熱してもやわらかくなりにくいもの(いかやたこ、きのこ類など)
- 硬いもの(ナッツ類など)
- 厚みのないもの(海苔やレタスなど)
- パサパサしたもの(パン、ふかし芋など)
- 繊維の強いもの(青菜類など)
- 口の中の乾燥、歯の喪失なども咀嚼(そしゃく)機能の低下につながるので、食事の際には、お茶や水などで口の中を湿らせ水分をとりながら食べることも大切です
- 歯周病予防や義歯の調整などにも心掛けてください
食べ物による窒息事故を防ぐために重要なこと
- 食べ物は食べやすい大きさにして、よく噛んで食べましょう
- 乳幼児や高齢者が食事しているときは、なるべく誰かがそばにいて注意して見ているようにしましょう
やまぐち食べきっちょる運動に御協力ください
年末年始は、集まって食事をする機会が多くなります
外食時や家庭での食べ残しなどを減らし、やまぐちの食材を“おいしく、ぜんぶ、食べきる”「やまぐち食べきっちょる運動」に御協力ください!
- 買い物 ⇒ 必要な食材を必要なだけ買いましょう!
- 在庫をチェックし、必要なものはメモして買い物に行きましょう
- 個売り、バラ売りを活用しましょう
- 消費期限、賞味期限を確認しましょう
- 調理 ⇒ 無駄なく、全て使い切りましょう!
- 食材を上手に保存し、全て使い切りましょう
- 食材は丸ごと使って、皮や芯も利用しましょう
- 食べられる量を作りましょう
- 余ったものの有効活用をしましょう
- 食事 ⇒ 完食しましょう!
- 家族の食欲に応じた量を盛り付けましょう
- 残さず、楽しくいただきましょう
- 片付け ⇒ 余ったら有効活用しましょう!
- 余ったら、冷蔵庫などで保存し、色々工夫して食卓へ再登場させましょう
詳しくはこちら(山口県ホームページ)
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a15700/24shokuhin/24shokuhin.html
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
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食の安心ダイヤル:083-933-3000
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