本文
食の安心・安全メール・第3号
やまぐち食の安心・安全メール 第3号
1 食の豆知識~ウナギ~
本日、7月22日は土用の丑の日です。
土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の日より前の18日間のことで、1年に4回あり、丑の日とは、十二支が丑となる日のことです。
夏の土用の丑の日にウナギを食べる習慣がありますが、その由来としては、江戸時代に平賀源内が発案したという説があります。
その説では、夏に販売が伸びないウナギ屋に、源内が「丑の日に『う』の字が付く物を食べると夏負けしない」という風習をヒントに、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めたそうです。
すると、そのウナギ屋は大繁盛。後に、他のウナギ屋もそれを真似るようになり、習慣が定着していったということです。
実際、ウナギは次のような栄養価を持ち、食欲不振を解消し、夏バテで栄養不足になることを防ぎます。
- 免疫力を高めるビタミンA、食欲減退や消化不良を予防するビタミンB群を豊富に含む。
- 良質のタンパク源である。
- カルシウムとその吸収を助けるビタミンDも多く含む。
- また、ウナギのヌルヌル成分(ムコプロテイン)は、胃腸の粘膜を保護し、消化吸収を助ける。
ウナギ以外では、レバーや緑黄色野菜などがビタミンAを、豚肉などがビタミンB1を、納豆などがビタミンB2を多く含む食品です。
2 平成24年度山口県食品衛生監視指導計画の実施状況
県では、毎年度、食品衛生法に基づく監視指導計画を策定し、食品事業者の監視指導や食品の検査等を実施しています。
平成24年度の実施状況を紹介します。(下関市分は除く)
1 監視指導
飲食店や食品製造業者に対し、25,587回の監視を実施(目標数25,463回)
食品の衛生的な取扱いや適正表示等について指導
2 食品の検査結果
県内で生産された食品及び県内に流通している食品3,157検体を検査(目標数3,172)
検査項目
- 食品中の食中毒菌
- アレルギー物質(卵、乳、そばなど、表示義務のある原材料)
- 残留農薬 など
検査結果
- 食品衛生法で定められている「添加物の使用基準」や「食品の成分規格」に関し、5食品の違反が確認され、回収・廃棄等を指示
- しょうゆ:使用基準を超える甘味料を検出→回収命令
- いちご:残留基準を超える農薬を検出→回収命令
- アイスクリーム類(3食品):大腸菌群を検出→衛生管理の徹底を指導
- 76食品に指導基準不適合(細菌数の超過など)が確認され、衛生的な取扱いを指導
3 食品衛生に関する講習会
食中毒予防の知識の習得、食品衛生の普及・啓発等を目的とし、食品等事業者や一般消費者等を対象に講習会を269回実施(受講者数:9,600人)
- 詳細については、次のページをご覧ください。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a15300/syoku/kanshi.html - 下関市の食品衛生監視指導計画の実施状況
http://www.city.shimonoseki.lg.jp/www/contents/1277789345920/index.html<外部リンク>
3 食に関するニュース・山口県の取組
厚生労働省
- 食品中のアルミニウムに関する情報<外部リンク>
山口県の取組
- 食品衛生検査結果(H25年7月16日更新)
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
〒753-8501 山口市滝町1-1
Tel:083-933-2974 Fax:083-933-3079
食の安心ダイヤル:083-933-3000
mail:a15300@pref.yamaguchi.lg.jp