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食の安心・安全メール・第4号

ページ番号:0020190 更新日:2021年11月1日更新

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やまぐち食の安心・安全メール 第4号

1 食中毒予防(腸管出血性大腸菌)

 大腸菌は、人や動物の腸管内にも存在しており、ほとんどのものは無害ですが、中には、病原性を有するものがあります。そのうち、毒素を産生し、出血を伴う腸炎などを引き起こす種類は、腸管出血性大腸菌と呼ばれます。
 この種類ではO157が有名ですが、Oとは菌の表面にある抗原の種類で、157とはO抗原として157番目に発見されたという意味です。
 わずか2~9個の菌量で発症することもあるので、正しい知識をもって、しっかり予防しましょう。

近年の食中毒事例

  • 平成23年4月、富山県、原因食品はユッケ、5人死亡
    • 再発防止のため生食用食肉の規格基準を設定

詳しくは生食用食肉(牛肉)の規格基準等について

  • 平成24年8月、札幌市、原因食品は白菜浅漬、8人死亡
    • 再発防止のため漬物製造に関する衛生管理を規定した漬物の衛生規範を改正

詳しくはこちら
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/03-3.html<外部リンク>

主な症状

 喫食して1~8日後に、激しい腹痛、下痢(血便)、発熱、おう吐を発症
※重症の場合は、溶血性尿毒症症候群や脳症で死亡することもある

予防対策

  • 下ごしらえの後は手をよく洗う
  • 材料と調理加工済み食品を混在させない
  • 食肉を生や半生で食べることは控え、特に乳幼児や高齢者は、発症すると重症化することがあるので注意
  • 食肉は十分に加熱(中心部が75℃以上で1分間以上)
  • 焼肉やバーベキューでは、生肉専用の取り箸やトングを使用する

2 8月は食品衛生月間です

 夏期は、カンピロバクターやサルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌といった細菌による食中毒が多発しやすい時期です。
 このため、県では8月1日(木曜日)から31日(土曜日)までの1か月間を「食品衛生月間」とし、食品衛生知識の普及・啓発を推進しています。

主な取組内容

  • 食中毒の予防啓発街頭キャンペーン
  • 食品衛生相談窓口の開設
  • 食の安心・安全体験教室の開催

詳しくはこちら
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/201307/025368.html

参考

  • 県内の食中毒発生状況(下関市を除く)
    平成25年(本日現在):件数6件、患者数123人
    平成24年(同期):件数2件、患者数19人

3 山口県の取組、協議会の取組

県政放送

  • 山口朝日放送「なるほど山口-教えて!リカちゃん-」
    8月5日(月曜日)午後11時10分
    テーマ:食中毒を予防しよう
  • テレビ山口「全力!やまぐち」
    8月15日(木曜日)午後7時55分
    テーマ:食中毒に気をつけよう

やまぐち食の安心・安全推進協議会


やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
〒753-8501 山口市滝町1-1
Tel:083-933-2974 Fax:083-933-3079
食の安心ダイヤル:083-933-3000
mail:a15300@pref.yamaguchi.lg.jp