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食の安心・安全メール・第248号
やまぐち食の安心・安全メール第248号
貝毒について
- 主に二枚貝(ホタテガイ、カキ及びアサリなど)が、毒素を持った植物プランクトンをエサとして食べることによって体内に毒素を蓄積させ、貝毒を持つようになることがあります
貝毒を含む貝類を食べるとどうなるの?
- 中毒症状を引き起こすことがあります
- 国内では、手足のしびれや頭痛などの症状を起こす麻痺性貝毒と、おう吐や下痢の症状を起こす下痢性貝毒が知られています
- これら貝毒の成分は熱に強く、加熱しても毒性は弱くなりません
麻痺性貝毒の症状
- 食後約30分で舌、唇などがしびれ、最悪の場合は死に至る場合があります
下痢性貝毒の症状
- 主な症状は消化器系の障害で、下痢、吐き気、おう吐、腹痛が顕著です
- 食後約30分から4時間以内に発症しますが、3日ほどで全快します
どのような対策がされているの?
- 食品衛生法に基づき、貝毒に関する安全基準(規制値)が設定されています
- 都道府県では、安全な貝類が出荷されるよう、貝毒の発生を監視し、出荷前に検査し規制値を超える場合には出荷を規制しています
- 本県においても、貝毒発生の監視や規制値を超えた場合の出荷規制等、産地段階におけるリスク管理を適切に実施しています
- このような対策を講じているため、市場に出回っている貝類を食べても、貝毒による食中毒が発生する心配はないのでご安心ください
詳しくはこちら
(貝毒はどのようなものですか。貝を食べても大丈夫ですか。(農林水産省))<外部リンク>
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
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