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食の安心・安全メール・第249号
やまぐち食の安心・安全メール第249号
ふぐの素人調理は絶対にやめましょう
- ふぐは猛毒を持っているため、正しく調理しないと食中毒を起こし、時には死に至ることがあります
ふぐ毒について
- ふぐ毒はテトロドトキシンと呼ばれ、ふぐの肝臓や卵巣などの内臓、ふぐの種類によっては皮、筋肉にも含まれ、通常の加熱では壊れません
- その強さは青酸カリの1,000倍以上ともいわれる猛毒です
- ふぐの毒性は、ふぐの種類や部位、漁獲海域により大きく異なります
- また、季節によって毒力が著しく変化したり、同じ種類で同じ時期や海域で獲れたふぐでも毒力に個体差があったりします
- このため、前に食べたときは大丈夫だったのに今度は・・・ということもあります
ふぐ中毒の症状
- 食後20分から3時間までに口唇、舌端、指先のしびれが始まる。頭痛、腹痛などを伴い、激しいおう吐が続くこともあり、歩行は千鳥足となる
- まもなく、知覚マヒ、言語障害、呼吸困難となり、血圧が下降する
- その後、全身が完全な運動マヒとなり、指さえ動かすことができなくなる
- 意識は死の直前まで明瞭で、意識消失後まもなく呼吸、心臓が停止し、死に至る
- ふぐは食べ物として魅力あるものですが、調理方法によっては命を落とすことがあることを忘れないでください
- 釣ってきたふぐや、もらったふぐを素人判断で調理することは、非常に危険ですので絶対にやめましょう
詳しくはこちら
(危険がいっぱい ふぐの素人料理(東京都保健医療局))<外部リンク>
やまぐち食の安心・安全推進協議会
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