本文
食の安心・安全メール・第254号
やまぐち食の安心・安全メール第254号
カフェインの摂りすぎにご注意!
- カフェインには、適量摂取することにより、頭が冴え、眠気を覚ます効果があります
- 一方、過剰に摂取し、中枢神経系が過剰に刺激されると、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起こります
- 消化器官の刺激により下痢や吐き気、おう吐することもあります
- 長期的には、人によっては高血圧リスクが高くなる可能性があること、妊婦が高濃度のカフェインを摂取した場合に、胎児の発育を阻害(低体重)する可能性が報告されています
- カフェインに対する感受性は個人差が大きいため、健康に及ぼす影響を正確に評価することは難しく、カフェインの一日摂取許容量は設定されていません
カフェインが含まれるもの
- カフェインは、コーヒー豆やカカオ豆、茶葉などに天然に含まれており、コーヒーと茶がカフェインの主要な摂取源となっています
- また、コーヒー豆や茶葉から抽出されたカフェインは苦味料等の用途で食品添加物として登録されており、清涼飲料水などに人工的に添加される場合もあります
- さらに、カフェインは風邪薬や眠気防止薬、酔い止め薬等の市販の医薬品に含まれていることがあります
- カフェインを添加した食品・医薬品は成分表示に含有量が記載されている場合が多いので、実際どの程度カフェインが含まれているかについてはそちらをご確認ください
カフェインが含まれる主な食品とその濃度
- エナジードリンクまたは眠気覚まし用飲料:32~300mg/100ml(製品によってカフェイン濃度及び内容量が異なる)
- コーヒー(浸出液):60mg/100ml
- インスタントコーヒー(粉末):一杯当たり80mg(2g使用した場合)
- 玉露(浸出液):160mg/100m
- せん茶(浸出液):20mg/100ml
- ほうじ茶(浸出液):20mg/100ml
- 玄米茶(浸出液):10mg/100ml
- ウーロン茶(浸出液):20mg/100ml
- 紅茶(浸出液):30mg/100ml
- 抹茶(粉末):48mg(お湯70mlに粉末1.5gを溶かした場合)
詳しくはこちら
(カフェインの過剰摂取について(農林水産省))<外部リンク>
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
〒753-8501 山口市滝町1-1
Tel:083-933-2974 Fax:083-933-3079
食の安心ダイヤル:083-933-3000
mail:a15300@pref.yamaguchi.lg.jp