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食の安心・安全メール・第272号
やまぐち食の安心・安全メール第272号
ノロウイルス食中毒について
- 毎年11月から2月にかけての冬場は、ノロウイルスによる食中毒が多発しています
- ノロウイルスによる食中毒は、ノロウイルスが付着した手で調理した食品を食べたりするなどして、ノロウイルスに感染することで起こります
症状等
- 潜伏期間は24時間~48時間で、主な症状は吐き気、おう吐、下痢、腹痛、37℃~38℃の発熱などです
- 通常、これらの症状が、1日~2日続いた後、治癒します
- 持病のある方や乳幼児、高齢者などは、脱水症状を起こしたり、症状が重くなったりするケースもあるので注意が必要です
予防のポイント
- ノロウイルスによる食中毒を防ぐポイントは、ノロウイルスを「持ち込まない」、「つけない」、「やっつける」、「ひろげない」の4つです
(1)持ち込まない
- 普段から感染しないように、丁寧な手洗いや日々の健康管理を心がける
- 腹痛や下痢などの症状があるときは、食品を直接取り扱う作業をしない
(2)つけない
- 食品や食器、調理器具などにノロウイルスを付けないよう、調理などの作業をする前などの手洗いをしっかりと行う
(3)やっつける
- 食品に付着したノロウイルスを死滅させるため、中心温度85℃~90℃で90秒以上加熱する
- 調理器具は、洗剤などで十分に洗浄した後に、熱湯(85℃以上)で1分以上加熱するか、塩素消毒液※(塩素濃度200ppm)に浸して消毒
※塩素消毒液は、次亜塩素酸ナトリウムを水で薄める等でつくることができ、家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用可能
(4)ひろげない
- ノロウイルスが身近で発生したときは、ノロウイルスの感染を広げないために、感染者が使ったり、おう吐物が付いたりしたものは他のものと分けて洗浄・消毒する
- また、おう吐物などの処理の際に二次感染しないよう、使い捨てのマスクやガウンを着用するなど、しっかりと感染対策をして作業を行う
詳しくはこちら
ノロウイルスに要注意!感染経路と予防方法は?(政府広報オンライン)<外部リンク>
やまぐち食の安心・安全推進協議会
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