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食の安心・安全メール・第277号
やまぐち食の安心・安全メール第277号
災害時の食中毒予防について
- 災害時は、食中毒が発生しやすい状況となることから、食事を提供する方、食事を食べる方は食中毒予防のための衛生管理に注意が必要です
- 過去には避難所において、不適切な管理等により、おにぎりを原因とした黄色ブドウ球菌による食中毒が発生したことがあります
- 食中毒予防の三原則は食中毒菌を「つけない」、「ふやさない」、「やっつける」ですが、具体的には次の点に注意しましょう
食事を提供する方
- 食事の調理や提供前に石けんなどでしっかり手を洗う
※水が十分に確保できないときは、手指の汚れをおしぼりやウェットティッシュ等でしっかりと拭き取り、アルコール消毒した後、使い捨て手袋を着け、アルコール消毒液を手袋全体にかけましょう
- 体調不良の方は、食事の調理や配布をしないようにする
- 提供する食事は、できるだけ加熱したものにし、生ものの提供は避ける
- 加熱するときは、食品の中心部までしっかり加熱する
- 食材、食品には直接触れないようにする
- おにぎりを握るときは、「使い捨て手袋」や「ラップ」などを使って、直接ご飯に触れないようにする
- 調理器具(包丁、まな板、ふきん等)は使用後、よく洗浄し、消毒を行う
※消毒法としては「熱湯をかける」、「煮沸する」、「うすめた塩素系漂白剤につける」などがあります
食事を食べる方
- 食事をする前は、石けんなどでしっかり手を洗う
※水が十分に確保できないときは、おしぼりやウェットティッシュ等で汚れをしっかりと拭き取った後、アルコール消毒しましょう
- 消費期限、賞味期限を確認し、できるだけ早く食べる
- 食べ残したものは、思い切って捨てる
- 食器は洗浄する
※水が使えない場合は、食器にラップなどを巻いてから使用し、使用後はラップを捨てましょう
詳しくはこちら
避難所・炊き出しでの食中毒予防について(農林水産省)<外部リンク>
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
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