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教育長の部屋・令和6（2024）年1月1日メッセージ
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教育長メッセージ（令和6年1月1日）未来を拓く たくましい「やまぐちっ子」の育成に向けて
明けましておめでとうございます。
新春を迎え、県民の皆様方に謹んで新年のお慶びを申し上げますとともに、平素から本県教育にお寄せいただいております温かい御支援、御協力に対しまして、心から感謝申し上げます。
さて、山口県教育委員会では、昨年10月に、本県教育の新たな指針となる「山口県教育振興基本計画（2023年度～2027年度）」を策定しました。
私たちは今、人口減少・少子高齢化の更なる加速や、グローバル化の進展、生成AIの出現に象徴される急速な技術革新など、想定を上回る速度で社会が変化し、将来の予測が困難な時代を迎えています。
新たな計画の教育目標は、このように時代が大きく変化する中にあっても、高い志をもち、多様な人々と協働しながら、主体的に未来を切り拓いていくことのできる子どもたちの育成をめざして、前計画の目標を継承し、「未来を拓く たくましい『やまぐちっ子』の育成」としたところです。
また、本県が全国に先駆けて取り組むコミュニティ・スクールの連携・協働体制と、コロナ禍でいち早く全ての公立学校に導入した1人1台タブレット端末などのＩＣＴ環境、これらの本県の強みを生かして、このたび見直した6つの施策の柱に沿って、学習指導の充実や、教育ＤＸの推進、地域連携教育や社会教育の充実などの施策を総合的・計画的に推進してまいります。
さらに、いじめ・不登校等対策や、教員確保、学校における働き方改革の推進など、本県教育が直面する喫緊の課題にも的確に対応してまいります。
本年は、新たな計画に基づく取組を本格的にスタートする年です。
県教委では、新たな計画のもと、次代を担う子どもたちの育成に向けて、学校・家庭・地域をはじめ、市町教委や関係機関等とも緊密に連携しながら、本県教育の一層の充実・発展に全力で取り組んでまいりますので、県民の皆様方の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
山口県教育委員会教育長 繁吉 健志
