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教育長の部屋・令和2年(2020年)4月8日メッセージ

ページ番号:0026165 更新日:2021年11月1日更新

ようこそ教育長の部屋へ

教育長メッセージ(令和2年4月8日)

 新年度が始まりました。
 新型コロナウイルス感染症による学校の一斉臨時休業という、これまでに経験したことのない状況への対応について、保護者を始め、地域の方々、教育関係者の皆様には、御理解と御協力を賜り、改めて感謝申し上げます。

 世界的な感染の広がりが続き、国内においても感染者が増加している地域がある中での学校再開(下関市、周南圏域内は4月20日から再開予定)となりますので、引き続き警戒を緩めることなく、感染症拡大防止対策に万全を期してまいります。

 4月は、入学・進級といった、児童生徒において新たなステージのスタートとなる大切な時期です。子どもたちが安心して登校できるよう、学校関係者で連携し、日々緊張感をもって対応してまいります。

 さて、令和2年度は、県教育委員会の組織体制を強化するため、新たに2つの「室」を設置し、本県教育のさらなる充実を図ってまいります。

 その1つ目は「地域連携教育推進室」です。
 本県では、全国に先駆けて、この4月に全ての公立小学校、中学校、高等学校、総合支援学校等がコミュニティ・スクールとなったことから、これまで推進してきた地域連携教育の取組を一層充実させていきたいと考えています。そのために、これまで義務教育課、高校教育課、社会教育・文化財課が校種別等に所管していた地域連携教育の諸施策を「地域連携教育推進室」に一元化し、校種間連携や地域との協働による山口県ならではの取組をさらに進めてまいります。

 2つ目は「やまぐち教育先導研究室」です。
 Society5.0といわれる新たな時代を見据え、これから子どもたちに求められる力を育成するため、ICTなどを活用した最先端の教育を研究・実践し、本県教育を先導していくシンクタンクとして「やまぐち教育先導研究室(Yamaguchi Education Leading Laboratory)」、通称「YELL(エール)」をやまぐち総合教育支援センターに設置しました。「YELL」には、「若さに期待し、若さに託してきた」、本県の優れた教育風土を踏まえ、若者たち、子どもたちへエールを送るという思いを込めています。
 本年度は、児童生徒1人1台PC端末の導入に向けたネットワーク等の構築やICTを活用した本県独自の学習プログラムの開発等を行い、未来を切り拓いていく子どもたちの教育環境を整備します。

 この2つの「室」の設置により、コミュニティ・スクールやICTを活用した新たな学びを取り入れた本県独自の教育環境を充実させ、将来、「山口県で学べてよかった」と子どもたちに感じてもらえるように、教育施策を着実に推進してまいりますので、皆様の御理解と御協力をお願いいたします。

山口県教育長 浅原司

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