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外国語教育の推進・小学校外国語活動
小学校「外国語活動」
平成20年3月28日に小学校学習指導要領が改訂されたことにより、小学校5学年及び第6学年に「外国語活動」が新設されました。
1 教育課程上の位置付け
- 外国語活動として、第5学年及び第6学年において、それぞれ年間35単位時間の授業時数を確保。
- 英語を取り扱うことが原則。
2 目標
外国語を通じて、言語や文化について体験的に理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませながら、コミュニケーション能力の素地を養う。
3 内容の要点
- 外国語を用いて積極的にコミュニケーションを図るための内容と、日本と外国の言語や文化について、体験的に
理解を深めるための内容の2つである。 - 目標にある「外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませ」ることは、日本と外国の言語や文化について、体験
的に理解を深めさせる内容の中に含まれる。
4 指導計画の作成や授業の実施
学級担任又は外国語活動を担当する教師が行うこととし、ネイティブ・スピーカーや外国語に堪能な地域の人々の協力を得るようにする。
5 評価の観点及び趣旨
コミュニケーションへの関心・意欲・態度
コミュニケーションに関心をもち、積極的にコミュニケーションを図ろうとする。
外国語への慣れ親しみ
活動で用いている外国語を聞いたり話したりしながら、外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しんでいる。
言語や文化に関する気付き
外国語を用いた体験的なコミュニケーション活動を通して、言葉の面白さや豊かさ、多様なものの見方や考え方があることなどに気付いている。
※3つの観点は文部科学省が示したもので、実際は設置者において学習指導要領の目標及び具体的な活動等に沿って評価の観点を設定することとなります。また、各学校において観点を1つ追加することができます。
6 参考資料
教室英語表現集
教室英語表現集(PDF:367KB)