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山口県内のサイバー犯罪情勢
サイバー犯罪の検挙状況(県内)
令和4年中のサイバー犯罪の特徴
令和4年中のサイバー犯罪の検挙件数は118件で、前年と比較して31件増加しました。
内訳としては、不正アクセス禁止法違反や電子計算機使用詐欺、私電磁的記録不正作出・同供用罪などのコンピュータを利用した犯罪のほか、名誉毀損、脅迫、わいせつ物頒布、商標法違反、児童ポルノ規制法違反、ストーカー規制法違反など、様々な態様のサイバー犯罪を検挙しています。
主な検挙事例
- 他人名義のクレジットカード情報を悪用し、商品購入に関してオンラインで決済した電子計算機使用詐欺事件
- インターネットを利用して、偽ブランド品を販売した商標法違反事件
サイバー犯罪の相談受理状況(県内)
令和4年中の相談の特徴
令和4年中の相談受理件数は4,468件で、前年と比較して501件増加しました。
このうち、詐欺・悪質商法に関する相談と迷惑メールに関する相談が、合わせて2,730件で全体の61%を占めています。
主な相談事例
- ショッピングサイトで商品を注文し、代金を振り込んだが商品が届かず、連絡も取れなくなったという偽ショッピングサイトに関する相談
- 実在する企業等を騙ったショートメッセージに添付されていたURLに接続し、クレジットカード情報等の個人情報を入力したという相談
- 偽のウイルス感染警告画面が表示され、画面に表示された連絡先に連絡したところ、ウイルス感染対策のサポート名目の金銭を要求されたという相談