やまぐち食の安心・安全メール第204号
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節分について
節分の由来
- 今も行われている節分のさまざまな行事や風習は、疫病をはやらせるという「疫鬼(えきき)」を追う払うため、古く中国から朝廷にもたらされ、大みそかに行ってきた「追儺(ついな)式」などがルーツといわれています
節分に豆をまく理由とは
- 節分には、「鬼は外、福は内」と豆をまいて、邪気を祓った後に、年齢の数だけ豆を食べて、一年の幸せを祈るといわれています
- これは、米と同じエネルギー源で霊力を持つとされる豆をまくことで、病や災いを祓い、更にその豆を食べることで力をいただけると考えられたからです
- この考え方が中国の古い鬼追いの行事「追儺」と合わさり、広まったとされています
山口県の節分
- 江戸時代、萩藩が各村の情報をまとめた地誌「防長風土注進案」には、三田尻町(現在の防府市)の記載に「一年の砂を下す」といってコンニャクを食べるとあります
- また、同じく三田尻町の記載に「楤木(タラノキ)に樒(シキミ)を結い添え、戸口へ立て、土器へ鰯(イワシ)の頭を焼き置く家もままある」という文章もあります
- その他、県内には今も「大きな年(歳)を取る」といって節分の日に鯨を食べる風習があります
詳しくはこちら
(農林水産省ホームページ<外部リンク>)
(山口県魅力発信サイトきらりんく<外部リンク>)
食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!
- 奥歯が生えそろわず、かみ砕く力や飲み込む力が十分ではない子どもが豆やナッツ類を食べると、のどや気管に詰まらせて窒息してしまったり、肺炎を起こしたりするリスクがあります
- 食品による窒息・誤嚥事故防止のため、以下のことに注意しましょう
- 豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は、5歳以下の子どもには食べさせないでください
- ミニトマトやブドウ等の球状の食品を丸ごと食べさせると、窒息するリスクがあるため、乳幼児には、4等分する、調理して軟らかくするなどして食べさせましょう
- 物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸引し、窒息・誤嚥するリスクがあるため、食事中は姿勢をよくし、食べることに集中させましょう
- 節分の豆まきは個包装されたものを使用するなど工夫して行い、子どもが拾って口に入れないように、後片付けを徹底しましょう
やまぐち食の安心・安全推進協議会
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