やまぐち食の安心・安全メール第211号
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残留農薬について
なぜ農薬を使うの?
- 農薬を使わずに現在の食糧の生産水準を維持することは困難です
- 農作物に発生する害虫や病気、雑草を増えるままにしておくと、農作物の収穫量が減ったり、品質が悪くなったりします
- そうならないように、農薬を使って害虫や病気を退治したり、除草したりします
残留農薬ってなに?
- 農薬を使用した結果、農作物などに残った農薬を残留農薬といいます
- 残留農薬が人の健康に害を及ぼすことのないよう、厚生労働省は農薬ごとに、人が摂取しても安全と評価された範囲で残留農薬の量を定めており、この量を残留基準といいます
- 農薬の使用方法は農作物ごとに定められており、その残留濃度も農作物ごとに異なるため、同じ農薬であっても、農作物ごとに残留基準が設定されています
- 農薬などが、基準値を超えて残留する食品の販売は、食品衛生法により禁止されています
- また、海外から食品が輸入されるときは、検疫所において残留農薬の検査等を行い、国内基準をクリアしたものしか通されません
農薬が残っている食品を食べても大丈夫?
- 残留基準値については、人が毎日一生涯にわたって摂取し続けても、健康への悪影響がないと推定される1日当たりの摂取量(ADI:許容一日摂取量)、24時間又はそれより短時間の間に摂取しても、健康への悪影響がないと推定される量(ARfD:急性参照用量)をそれぞれ超えないことが確認されています
- また、残留基準値は、1つの農薬を複数の農産物から取りこむことを想定しているため、たとえ基準値を超えた食品を1つ食べたとしても、全体としてADIを超えなければ心配する必要はありません
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(厚生労働省(食品中の残留農薬等))<外部リンク>
やまぐち食の安心・安全推進協議会
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