やまぐち食の安心・安全メール第215号
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家庭で行うHACCP―下準備・調理―
HACCP(ハサップ)とは?
- 高度な衛生管理手法のひとつで、平成30年に食品衛生法が改正されたことで、令和3年6月から原則すべての食品等事業者がHACCPに沿った衛生管理を行うことになりました
- HACCPの考え方は、家庭の食中毒予防に取り入れることができます
- 今回は、家庭でできる食中毒予防のうち「下準備」と「調理」についてご紹介します
<下準備>
- ゴミは捨ててあるか、タオルやふきんは清潔なものと交換してあるか、調理台の上は片付けてあるか、台所をチェックしましょう
- 次の場合は手を洗いましょう
(1) 動物に触った後
(2) トイレに行った後
(3) おむつを交換した後
(4) 鼻をかんだ後
(5) 生の肉や魚、卵を取り扱った後 など
- 肉や魚などの汁が、果物やサラダなど生で食べるものや調理済みの食品にかからないようにしましょう
- 生の肉や魚を切った後の包丁やまな板は、洗って熱湯をかけたのちに使うことが大切です
- 冷凍食品を室温で解凍すると、食中毒菌が増殖する場合があるので、解凍は冷蔵庫の中や電子レンジで行いましょう
- 料理に使う分だけ解凍し、解凍が終わったらすぐ調理しましょう
- 包丁、食器、まな板、ふきん、たわし、スポンジなどは、使った後すぐに、洗剤と流水で良く流しましょう
<調理>
- 調理を始める前に、下準備で台所が汚れていないか、タオルやふきんは乾いて清潔なものと交換しているか、手を洗っているか、もう一度チェックしましょう
- 加熱して調理する食品は十分に加熱しましょう
- 料理を途中でやめてそのまま室温に放置すると、細菌が増えたりするため、途中でやめるときは冷蔵庫に入れましょう
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(厚生労働省(家庭でできる食中毒予防の6つのポイント))<外部リンク>
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