やまぐち食の安心・安全メール第224号
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輸入食品の安全性確保に向けて
- 日本の食料は、現在、カロリーベースで約60%を海外に依存しており、輸入食品の安全性確保は非常に重要な課題です
- このため厚生労働省では、食品衛生法に基づき、毎年度「輸入食品監視指導計画」を策定し、以下の3段階において監視指導を実施しています
1.輸出国における安全対策
- 違反の可能性が高いとして、輸入時の検査を強化している食品については、輸出国の政府等に対して違反原因の究明及びその結果に基づく再発防止策の確立を要請し、安全管理の推進を図っています
- また、必要に応じて専門家を派遣し、安全管理状況の確認を行います
- その他、輸出国の政府担当者及び生産者等に対し、日本の食品安全規制等についてのセミナーを開催しています
2.輸入時における対策
- 食品衛生法により、食品を輸入する際には厚生労働大臣への届出が必要です
- この届出については、全国32か所の検疫所食品監視窓口において受理し、食品衛生法に基づく規格基準に適合するものであるかどうかの審査を行います
- 審査後、違反の可能性に応じて検査を実施し、違反が判明した場合、廃棄・積み戻し等の措置がとられます
3.国内流通時における対策
- 食品衛生法に基づき、都道府県知事、保健所を設置している市の市長または特別区の区長は、毎年度「都道府県等食品衛生監視指導計画」を策定しなければなりません
- 山口県においても「山口県食品衛生監視指導計画」を策定し、本計画に沿って輸入食品の監視指導、収去検査(※)等を行っています
- 収去検査の結果、違反が判明した場合、廃棄・回収等の措置及び再発防止等の措置を徹底させます
※収去検査とは、食品衛生法等に基づき、食品衛生監視員が、食品の製造施設や販売施設から食品や添加物などを採取し、検査を行うことです
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(厚生労働省(輸入食品監視業務FAQ))<外部リンク>
(令和4年度(2022年度)山口県食品衛生監視指導計画)
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
〒753-8501 山口市滝町1-1
Tel:083-933-2974 Fax:083-933-3079
食の安心ダイヤル:083-933-3000
mail:a15300@pref.yamaguchi.lg.jp
<外部リンク>
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