やまぐち食の安心・安全メール第225号
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フグの素人調理はやめましょう!
- フグは、テトロドトキシンと呼ばれる猛毒を持っており、正しく調理しないと食中毒を起こし、死に至ることがあります
- 過去のフグによる食中毒は素人調理によるものがほとんどで、フグを調理するには正しい知識と技術が必要です
- フグの毒性はフグの種類や部位、漁獲地域によって異なります
- また、季節によって無毒のものが有毒になったり、同じ種類のフグでも個体差があったりします
- そのため、前回は大丈夫だったから今回も大丈夫、とは限らないのです
- フグの素人調理は、絶対にやめましょう
フグの毒(テトロドトキシン)について
- 青酸カリの1,000倍以上と言われる猛毒です
- フグの肝臓や卵巣等の内臓の他、フグの種類によっては皮や筋肉にも含まれます
- また、この毒は加熱に大変強く、調理程度の加熱では壊れません
中毒症状について
- フグによる食中毒の経過は非常に早く、食べてから死亡するまでの時間は4~6時間です
- 食べたフグ毒の量が多いほど、発症までの時間が短く、重症になります
<第1段階>
- 食後20分から3時間までに口、唇、舌、指先のしびれが始まる
- 頭痛、腹痛などを伴って、激しいおう吐が続くこともある
- 歩行は千鳥足になる
<第2段階>
- 知覚マヒ、言語障害、呼吸困難が現れ、血圧が低下する
<第3段階>
<第4段階>
- 意識不明になり、まもなく呼吸・心臓が停止し、死に至る
やまぐち食の安心・安全推進協議会
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