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やまぐち食の安心・安全メール 第40号
リステリアによる食中毒に注意しましょう
リステリアとは
- 動物の腸管や自然環境中に広く分布している細菌です
- 4℃以下の低温や12%食塩濃度下でも増殖します
- 欧米では、ナチュラルチーズ、生ハム等が原因の集団食中毒が発生しています
- 国内でも、乳製品や食肉加工品などから、リステリアが検出されています
- リステリアに感染すると、悪寒・発熱・筋肉痛などの症状が出ることがあります
食中毒予防
- 食品は期限内に食べるようにし、開封後は期限に関わらず速やかに消費しましょう
- リステリアは低温であるほど増殖しにくいため、保存する場合は、チルド室や冷凍庫を活用しましょう
- リステリアは他の食中毒菌と同様に、食品を加熱することで予防できます
※妊婦、高齢者、免疫機能が低下している方は、重症化しやすいので注意が必要です!
詳しくはこちら(厚生労働省HP)<外部リンク>
ナチュラルチーズとプロセスチーズの違い
ナチュラルチーズ
- 乳に乳酸菌や酵素を加えて固めたもの、またはそれを熟成させたものです
- 乳酸菌や酵母が生きているので、熟成とともに風味が変わります
例:カマンベール、ゴーダ
プロセスチーズ
- ナチュラルチーズを加熱して溶かし、乳化・成型したものです
- 加熱により、乳酸菌や酵素の働きが止まるので、風味が一定で、保存性も高くなります
例:スライスチーズ
行政等の取組
【食品安全委員会】
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
〒753-8501 山口市滝町1-1
Tel:083-933-2974 Fax:083-933-3079
食の安心ダイヤル:083-933-3000
mail:a15300@pref.yamaguchi.lg.jp