やまぐち食の安心・安全メール
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カンピロバクター食中毒の予防について
これから屋外でバーベキューなどを楽しむ機会が増えます。食肉を加熱不十分なまま喫食すると、カンピロバクター食中毒にかかることがあります。正しい知識を身につけ、しっかりと予防しましょう
- カンピロバクターはどこにいるの?
- 鶏、牛、ペット、野生動物などが保菌しており、健康な動物でも保有している可能性があります
- 主な症状は?
- 喫食後2~5日後に下痢、腹痛、発熱
- 手足の麻痺などを起こす「ギラン・バレー症候群」を発症する場合あり
- 予防のポイント
- 調理までの間、生肉を低温で保存(10℃以下)しましょう
- 食肉は、十分に加熱(中心部が75℃で1分間以上)しましょう
- 生肉専用の取り箸やトングを用意しましょう
- 生肉を触った手は石けんでよく洗いましょう
詳しくはカンピロバクターによる食中毒
表示のポイント:食肉
- 「加工肉(成型肉・脂肪注入肉)」の明記
成型肉や脂肪注入肉が生肉であると誤認されないよう、必ず「成型肉」、「脂肪注入肉」等の明記が必要です
- 「種類・部位」の明記
食肉における商品の名称は(1)食肉の種類と(2)部位により構成されますので、必ず両方明記しましょう
- 「原産地、国産・外国産」の明記
食肉の場合、国産か輸入(国名)かで、原産地を表示します。農産物と違って都道府県名を表示する義務はありません
- 「和牛」の表示のルール
「和牛」と表示できるものは(1)黒毛和種、(2)褐色和種、(3)日本短角種、(4)無角和種です。
- 「黒豚」の表示のルール
「黒豚」と表示できるのは、国産、外国産を問わずバークシャー純粋種の豚肉だけです
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
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