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やまぐち食の安心・安全メール第96号
6月は食育月間です
- 食育とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人を育てることです
- 私たちの食生活をめぐっては、栄養の偏りや不規則な食事による肥満や生活習慣病の増加、食の安全性や信頼性に関わる問題などが起きています。
- 県では、「第3次やまぐち食育推進計画」に基づき、市町や関係団体等と一体となって、県民運動として食育を進めていきます
- 「食育月間」や「食育の日(毎月19日)」を機会に、「食育」について考えてみませんか
『第3次やまぐち食育推進計画』はこちら
魚介類の取扱いには注意しましょう
日本では、魚介類を生食する習慣がありますが、特に夏期に不適切な取扱いによる食中毒が多く発生します。魚介類は適切な温度管理が大切です。
腸炎ビブリオ(細菌)による食中毒
- 特徴:塩分を好むが真水に弱い、20℃以上で急激に増加
- 食品:海産魚介類の刺身、魚介類から二次汚染を受けた食品
- 症状:10~24時間後に腹痛、下痢、おう吐、発熱
- 予防:魚介類は真水でよく洗う
刺身などの生食用魚介類は4℃以下で保存し菌を増やさない
魚介類を扱ったまな板などは十分に洗ってから使用し、二次汚染を防ぐ
(特に塩分を含む漬物などは注意しましょう!)
ヒスタミン(アミノ酸)による食中毒
- 特徴:20℃以上の温度で、ヒスタミン生産菌が増殖しヒスタミンを生産
- 食品:主に赤身魚(カジキ、マグロ、サンマ等)
- 症状:1時間以内に顔面(特に口回りや耳たぶ)が赤くなる、じんましん、頭痛、おう吐、下痢
- 予防:生の赤身魚は低温保存しましょう
凍結と解凍の繰り返しは避けましょう
※ヒスタミンは加熱しても分解しないので注意しましょう!
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
〒753-8501 山口市滝町1-1
Tel:083-933-2974 Fax:083-933-3079
食の安心ダイヤル:083-933-3000
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