やまぐち食の安心・安全メール第281号
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カンピロバクター食中毒予防について
カンピロバクターとは
- ニワトリ、牛等の家畜をはじめ、ペットや野生動物など、多くの動物が保有しています
- 日本で発生している細菌性食中毒の中で、近年発生件数が最も多いです
- ヒトや動物の腸管内でしか増殖しません
- 乾燥に弱く、通常の加熱調理で死滅します
症状
- 下痢、腹痛、発熱、悪心、吐き気、頭痛、悪寒、倦怠感
- 1週間ほどで治癒します
- 潜伏期間は1~7日間です
- 乳幼児・高齢者、その他抵抗力の弱い方は重症化する危険性もあります
カンピロバクター食中毒の原因
- 生の状態や加熱不足の鶏肉
- 調理中の取り扱い不備による二次感染
- 牛の胆嚢内胆汁や胆管内胆汁、肝臓
- 不十分な殺菌による井戸水、湧水及び簡易水道水
家庭での予防のポイント
- 食肉を十分に加熱調理(中心部を75℃以上で1分間以上加熱する)
- 食肉は他の食品と調理器具や容器を分けて処理や保存を行う
- 食肉を取り扱った後は十分に手を洗ってから他の食品を取り扱う
- 食肉に触れた調理器具等は使用後洗浄・殺菌を行う
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【カンピロバクター食中毒予防について(Q&A)(厚生労働省)】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/campylobacterqa.html<外部リンク>
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
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