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食の安心・安全メール・第283号

ページ番号:0311048 更新日:2025年5月20日更新

 

 

 

やまぐち食の安心・安全メール第283号

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遺伝子組換え食品について

遺伝子組換え食品とは

  • 遺伝子組換え食品とは、別の生物の細胞から取り出した有用な性質を持つ遺伝子を、その性質を持たせたい植物等の細胞の遺伝子に組み込み、新しい性質をもたせる技術を用いて開発された作物及びこれを原料とする加工食品です
  • 遺伝子組換え技術では、自然では交配しない生物から遺伝子を持ってくることができるため、従来の掛け合わせによる品種改良では不可能と考えられていた特長を持つ農作物を作ることができます(例:農薬をまかなくても害虫の繁殖を抑えるトウモロコシなど)

安全性を確保する仕組み

  • 特定のメリットをもたらす遺伝子組み換え食品が健康や環境に対しての問題を引き起こすことがあってはなりません
  • 日本で遺伝子組換え食品を利用するためには、
  1. 「食品」としての安全性を確保するために「食品衛生法」及び「食品安全基本法」
  2. 「飼料」としての安全性を確保するために「飼料安全法」及び「食品安全基本法」
  3. 「生物多様性」への影響がないように「カルタヘナ法」

に基づき、それぞれ科学的な評価を行い、問題のないもののみが栽培や流通できる仕組みになっています

厚生労働省によって安全性審査を経た遺伝子組換え食品及び食品添加物(令和6年3月18日現在)

  • ​​​食品9品目…ジャガイモ、大豆、てん菜、とうもろこし、なたね、わた、アルファルファ、パパイヤ、からしな
  • 食品添加物83品目…アスパラギナーゼ、アミノペプチダーゼ、α-アミラーゼ、α-グルコシダーゼ…など

(出典)厚生労働省「安全性審査の手続を経た旨の公表がなされた遺伝子組み換え食品及び添加物一覧」
    https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/001228239.xlsx<外部リンク>

遺伝子組換え食品の表示について

  • ​国内で流通している遺伝子組換え作物及び遺伝子組み換え作物を原材料とする加工食品は、食品表示基準に基づき、遺伝子組み換え食品に関する事項が表示されます
  • 表示の対象となる食品は、9農産物33加工品群です
  • 農産物…大豆(枝豆及び大豆もやしを含む)、とうもろこし、ばれいしょ、なたね、綿実、アルファルファ、てん菜、パパイヤ、からしな
  • 加工食品…豆腐・油揚げ類、納豆、みそ、ポップコーン、ポテトスナック菓子…など

詳しくはこちら

【遺伝子組換え食品(消費者庁)​】

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/food_safety/food_safety_portal/genetically_modified_food/<外部リンク>

【遺伝子組換え食品(厚生労働省)】

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/bio/idenshi/index.html<外部リンク>

 

やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班

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