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食の安心・安全メール・第284号

ページ番号:0311075 更新日:2025年5月30日更新

 

 

 

やまぐち食の安心・安全メール第284号

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食品中の放射性物質について

放射線について

  • 放射線は物質を透過する、高いエネルギーを持った光線の一種や電子、原子核などの粒子です
  • この放射線を出す能力を放射能といい、この能力を持った物質を放射性物質といいます
  • 地球ができた時から大地や大気には放射性物質があり、放射線を出しています
  • このような、自然界にもともとある放射線を自然放射線といい、私たちはこれらの放射線をいつも受けています
  • 人工の放射線と自然の放射線とでは、シーベルト(※1)の数値が同じであれば、人体への影響に違いはありません

※1 放射線による人体影響を表す単位(Sv)

放射線が私たちの身体に与える影響

  • 人間は放射線を受けると、細胞の中のDNA(遺伝子)の一部が傷つくことがあります
  • しかし、普段の生活の中で受ける少量の放射線では、細胞は修復され元に戻るか、新陳代謝により健康な細胞に入れ替わります

食品中の放射性物質の安全性

  • 食品にも天然の放射性物質は入っています
  • 食品から追加的に受ける放射線の総量が年間1ミリシーベルト(※2)を超えないように、厚生労働省は食品ごとに食品中の放射性物質の基準値を設定しています
  • 出荷前に行うモニタリング検査の結果、基準値を超えた食品が見つかった場合は、回収・廃棄されます
  • また、基準値を超える食品に地域的な広がりが確認された場合には、地域・品目を指定して出荷制限が行われます
  • なお、著しく高濃度の放射性物質が検出された場合には、出荷制限に加え、自家栽培された農作物などを食べることも控えるよう摂取制限が行われます

※2どの性別・年齢層でも、国際的にも安全と考えられているレベル​

食品の安全性を確保するための取り組みの例

  • 農産物…過去の検査結果から対策が必要と考えられる一部の地域では、生産現場で放射性物質の吸収抑制などの対策がとられています
  • 畜産物…過去に実施した試験データなどを活用して、飼料を与える家畜の種類ごとに、飼料中の放射性セシウム(※3)濃度の目安(暫定許容値)を定め、この目安を超える飼料を給与しないよう指導しています
  • 水産物…海水魚及び淡水魚の性質や生息場所を考慮したモニタリング調査が行われています

※3核分裂が起こる際に生じる物質で、放射能を持つセシウムのこと

詳しくはこちら

【食品と放射能 Q&A 18版(消費者庁)​】

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/food_safety_portal/radioactive_substance/assets/consumer_safety_cms203_240701_01.pdf<外部リンク>

【食品と放射能 Q&A ミニ(消費者庁)

https://www.caa.go.jp/disaster/earthquake/understanding_food_and_radiation/material/assets/consumer_safety_cms203_210721_04.pdf<外部リンク>

やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班

〒753-8501 山口市滝町1-1
Tel:083-933-2974 Fax:083-933-3079
食の安心ダイヤル:083-933-3000
mail:a15300@pref.yamaguchi.lg.jp

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