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食の安心・安全メール・第287号

ページ番号:0312765 更新日:2025年7月15日更新

 

やまぐち食の安心・安全メール第287号

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夏場に増える細菌性食中毒について

  • 食中毒とは、食中毒を起こすもととなる細菌やウイルス、有毒な物質がついた食べ物を食べることによって、下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のことです
  • 細菌による食中毒にかかる人が多く出るのは、気温が高く細菌が増えやすい6月から9月頃です
  • 以下では、細菌ごとの特徴を紹介します

カンピロバクター

  • 生や不十分な鶏肉料理、汚染された飲料水や生野菜などが原因になります
  • 食後1~7日で、下痢、発熱、吐き気、腹痛などの症状が出ます
  • 乾燥に弱く、十分に加熱すれば防げます
  • 感染して数週間後に、手足の麻痺などがみられる「ギラン・バレー症候群」をおこすことがあります

黄色ブドウ球菌

  • ヒトの皮膚、鼻や口の中にいる菌です。傷やニキビを触った手で食べ物を触ると菌が付きやすくなります
  • そのため、加熱した後に手作業をする食べ物が原因となります
  • 食後30分~6時間で、吐き気、腹痛などの症状が出ます

サルモネラ菌

  • 十分に加熱していない卵・肉・魚などが原因となります
  • 乾燥に強く、熱に弱い特徴があり、十分に加熱すれば防げます
  • 食後12~48時間で、吐き気、腹痛、下痢、発熱、頭痛などの症状が出ます

 

以下では、食中毒予防3原則について紹介します

つけない
  • 食中毒の原因菌を食べ物に付けないように、調理を始める前や生の肉や魚、卵を取り扱う前後など、こまめに手を洗いましょう
  • 焼肉などの場合には、生の肉をつかむ箸と焼けた肉をつかむ箸は別のものにしましょう
  • 食品の保管の際にも、他の食品に付いた細菌が付着しないよう、密封容器に入れたり、ラップをかけたりすることが大事です
増やさない

肉や魚などの生鮮食品やお総菜などは、購入後、できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう

やっつける
  • ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅しますので、肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安全です
  • 特に肉料理は中心までよく加熱することが大事であり、中心部を75℃で1分以上加熱することが目安です
  • 肉や魚、卵などを使った後の調理器具は、洗剤でよく洗ってから、熱湯や台所用殺菌剤を使用するなどして殺菌しましょう

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やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班

〒753-8501 山口市滝町1-1
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