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「農林業産学公連携プラットフォーム」キックオフ会議を開催しました。

ページ番号:0208647 更新日:2023年5月10日更新

キックオフ会議の概要

プラットフォームに始動にあたり、令和5年4月18日にキックオフ会議を開催しました。
会議には、専門アドバイザー、外部連携会員、県関係者 約60名が出席し、プラットフォームの概要説明、専門アドバイザーの紹介、テーマ部会の取り組み紹介を行いました。

キックオフ会議① キックオフ会議②

会議の内容

1. 農林水産部長あいさつ


 三坂農林水産部長あいさつ
 山口県は、4月1日に供用を開始した「農林業の知と技の拠点」を核とし、様々な取組を進めることとしており、とりわけ、農林業現場の課題解決に向けては、新たに「農林業産学公連携プラットフォーム」を構築します。
 このプラットフォームでは、広く県内外の企業や大学、関係団体など多様な主体に、外部連携会員として参画をお願いするとともに、各分野の専門アドバイザーの皆様から、農林業現場のニーズと外部連携会員のシーズのマッチングによる課題解決に向けた助言等をいただくことで、本県農林業の新たな未来を切り拓いていきたいと考えています(山口県農林水産部長 三坂啓司)。

2. プラットフォーム概要説明

 「農林業の知と技の拠点」、拠点の取り組みの中心となる「人材育成」、「新技術開発」、「連携・交流」の3つの視点、プラットフォームによる農林業現場課題解決力強化の取り組み概要について説明
 プラットフォーム概要説明 (PDF:1.21MB)

3. 専門アドバイザーの紹介

​課題解決に向けた取り組みに対する総合的な助言を行う有識者である6名の専門アドバイザーを紹介 

専門アドバイザー一覧

氏名

所属等

備考

中野 明正

千葉大学大学院教授

園芸関係全般

大黒 正道

農研機構みどり戦略・スマート農業コーディネーター

スマート農業

笹倉 修司

(株)クボタ技術顧問

農業経済学、農業経営学

鷹尾 元

森林総合研究所関西支所長

森林資源解析

南部 哲宏

(株)博報堂テーマビジネスデザイン局ビジネスプロデューサー

農業マーケティング、生活者同行、第一次産業政策、科学技術政策

山田 誠治

(独法)産業技術センタープロジェクト推進部副部長

産学公連携(デジタル関係、食品機能性等)

4. テーマ部会の取り組み紹介・意見交換

本年度取り組む「デジタル」、「グリーン」、「安心・安全」の各テーマ部会の取組概要について説明
    テーマ部会概要 (PDF:951KB)

【専門アドバイザーからの助言・意見交換】
中野専門アドバイザー

  ・「伐って、使って、植えて、育てる」林業サイクルの山口県課題は?
      →「伐って」の部分:担い手不足と高性能林業機械の導入
         「使って」の部分:木材の需要拡大
       「植える」の部分:一番大きな課題。再造林を進めるため、山元への利益還元による投資意欲
              を高めることや、担い手確保が必要
  ・「デジタル部会」の画像解析は全国的に行われているが、山口県独自の取り組み、特徴は?
      →山口県オリジナル野菜の「はなっこりー」、オリジナル花きの小輪形ユリやリンドウでの
     取り組みがある。
  ・「グリーン部会」の肉養鶏への大豆の多給技術の確立の対象地域は?
​      →山口県内の肉養鶏生産の盛んな地域を対象としている。
      ・「安心・安全部会」は食や鳥獣対策もテーマとして考えていく必要があるのでは?
    →鳥獣害対策は研究課題として取り組んでいる。今後必要があればテーマすることを検討する。

大黒専門アドバイザー

  ・各部会の検討で、農業、林業の枠を超えた横断的な取り組みが必要であると考える。
  ・農業と林業が一緒にン交換等を行うことで、相乗効果が得られるような議論ができるとよい。

笹倉専門アドバイザー

  ・色々検討していく中で、実際にどのような場面で、どのような使い方ができるのかが求められる。
   そのことに応えられるような議論になるとよい。

鷹尾専門アドバイザー

  ・現場で使える技術開発にならないといけない。
   航空レーザは、優れた品質のデータが得られるが、価格が課題。
   現場で活用できるよう、他の技術との組み合わせの検討も必要
  ・市町に還元できるような技術開発も必要

山田専門アドバイザー

  ・内容に応じて、産業技術センターの職員と結び付けていきたい。
  ・地域のものづくりの企業との結びつきができればいいと考えている。

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