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下水道班・流域下水道
流域下水道について
ここでは、山口県の流域下水道について説明します。
山口県の流域下水道
山口県では、市町と一体となって下水道事業の整備促進を図っていますが、県の事業として、島田川および田布施川の2流域について、水質の悪化を防止するために、関係市町と協力して「周南」及び「田布施川」の流域下水道事業に取り組んでいます。
それぞれの流域下水道の内容は次のとおりです。
周南流域下水道
山口県の東部に位置する島田川流域は、昭和40年代からの高度成長と共に周南及び岩国工業地帯のベッドタウンとして都市化が進み、この地域から排出される汚水により島田川とこの河口から東西に広がる虹ヶ浜・室積両海水浴場付近の水質悪化が年々進行しました。
このため、この水域における水質の保全を図り良好な生活環境を確保すべく山口県では、光市、熊毛町(現周南市)、大和町(現光市)、周東町(現岩国市)、玖珂町(現岩国市)の1市4町(現3市)を対象とする周南流域下水道計画を策定し、昭和52年度から事業に着手しました。
昭和61年10月には光市の一部を供用開始し、引き続き昭和63年4月に熊毛町(現周南市)、大和町(現光市)の一部を、平成3年4月に周東町(現岩国市)、玖珂町(現岩国市)の一部を供用開始しており、今後も下水道の普及に努めるとともに、生活環境の向上や島田川をはじめ水域の水質改善を図っていきます。
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全体計画 |
事業計画 |
---|---|---|
目標年度 |
令和27年度 |
令和11年度 |
処理区域面積 |
2,583.6ha |
2,583.6ha |
処理人口 |
51,100人 |
63,500人 |
排除方式 |
分流式 |
|
計画処理水量 |
23,890立方メートル/日 |
29,390立方メートル/日 |
処理方式 |
多段硝化脱窒法 |
標準活性汚泥法 |
幹線管渠延長 |
30.5km |
30.5km |
処理場敷地面積 |
14.0ha |
14.0ha |
区分 |
行政人口 |
処理区域 |
処理区域内 |
下水道 |
備考 |
---|---|---|---|---|---|
光市 |
42,382人 |
854ha |
36,161人 |
85.3% |
旧光市 |
6,212人 |
136ha |
3,693人 |
59.4% |
旧大和町 |
|
岩国市 |
10,288人 |
270ha |
7,860人 |
76.4% |
旧玖珂町 |
11,316人 |
272ha |
6,114人 |
54.0% |
旧周東町 |
|
周南市 |
14,169人 |
475ha |
11,734人 |
82.8% |
旧熊毛町 |
計 |
84,367人 |
2,007ha |
65,562人 |
77.7% |
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令和6年3月31日現在
田布施川流域下水道
山口県の東南部に位置する田布施川の流域は、商業・工業が活性化すると共に急速に都市化が進み、この地域から排出される汚水により田布施川並びにその下流に位置する平生湾や瀬戸内海国立公園の水質は年々悪化していたため、早急に水質汚濁を防止し、良好な生活環境を確保することが必要となりました。
このため、山口県では、田布施町、平生町の2町を対象とした田布施川流域下水道計画を策定し、平成3年度から事業に着手しました。平成8年11月には両町の一部を供用開始しており、今後も下水道の普及に努めるとともに、生活環境の向上や田布施川をはじめ水域の水質改善を図っていきます。
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全体計画 |
事業計画 |
---|---|---|
目標年度 |
令和27年度 |
令和11年度 |
処理区域面積 |
1,586.5ha |
843.0ha |
処理人口 |
13,670人 |
13,520人 |
排除方式 |
分流式 |
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計画処理水量 |
6,160立方メートル/日 |
6,090立方メートル/日 |
処理方式 |
高度処理オキシデーションディッチ法 |
オキシデーションディッチ法 |
幹線管渠延長 |
6.7km |
6.7km |
処理場敷地面積 |
4.75ha |
4.75ha |
区分 |
行政人口 |
処理区域 |
処理区域内 |
下水道 |
備考 |
---|---|---|---|---|---|
田布施町 |
14,213人 |
291ha |
6,993人 |
49.2% |
|
平生町 |
10,859人 |
287ha |
6,853人 |
63.1% |
|
計 |
25,072人 |
578ha |
13,846人 |
55.2% |
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令和6年3月31日現在
周南流域下水道事業に関する P P P / P F I 提案窓口
以下のリンク先に掲載されている各種計画等に掲載された事業に関し、 P P P / P F I 方式(コンセッション、P F I 、 D B O、 D B 等)による事業のご提案がございましたら、以下担当までご連絡ください。
各種計画等
ご提案については P F I 法第6条による民間提案に相当するものを基本といたしますが、提案書に記載する項目については、提案する P P P / P F I 方式に応じ、簡略化することが可能です。提案のご検討にあたっては、以下HP の参考資料をご確認いただくとともに、提案提出前に事前相談いただけるよう、お願いいたします。
参考資料
なお、提案書については、国庫補助申請にあたり、国土交通省や内閣府に情報提供する可能性がある旨、予めご了承下さい。
提案窓口(担当)
山口県土木建築部都市計画課下水道班
電話 :083-933-3740
E-mail:a18400@pref.yamaguchi.lg.jp
浄化センター見学のご案内
流域下水道浄化センターでは、下水道の理解を深めて頂くために、施設の見学を行っています。見学を希望される方は下記まで気軽にお問い合わせ下さい。
申し込み方法
個人・団体を問わず受け付けていますので、あらかじめ山口県流域下水道班へご連絡の上、下記の見学申込書を申し込み先までご送付下さい。
申込用紙
周南浄化センターはこちら
周南浄化センター 見学申込書 (Word:30KB)
田布施川浄化センターはこちら
田布施川浄化センター 見学申込書 (Word:30KB)
連絡および申し込み先
山口県土木建築部都市計画課 流域下水道班(周南浄化センター内)
〒743-0021 光市大字浅江字懸山10929番地の125
電話:0833-72-4444
Fax:0833-71-4749
E-mail:a18402@pref.yamaguchi.lg.jp
見学内容などについて
- 見学日:月曜日~金曜日 9時~17時(12時~13時を除く)
※祝祭日及び年末年始は除きます。
このほか、都合により見学できない場合があります。 - 見学時間:標準見学コースで約1時間です。
- 見学料:無料です。
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お問い合わせ先
山口県 土木建築部 都市計画課 下水道班
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E-mail:a18400@pref.yamaguchi.lg.jp
山口県 土木建築部 都市計画課 流域下水道班
(周南浄化センター内)
Tel:0833-72-4444
Fax:0833-71-4749
E-mail:a18402@pref.yamaguchi.lg.jp