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食の安心・安全メール・第271号
やまぐち食の安心・安全メール第271号
ウエルシュ菌について
- カレーやシチューなど、一年を通じて様々なメニューが楽しまれている煮込み料理ですが、保存の仕方などに注意をしないと、ウエルシュ菌による食中毒につながるおそれがあります
- ウエルシュ菌による食中毒は、しばしば、飲食店や仕出屋、旅館などの大量に調理を行う施設で、集団で発生していますが、家庭においても発生の可能性があり、煮込み料理を調理・保存する際には注意が必要です
ウエルシュ菌の特徴
- 酸素のないところで増殖し、熱に極めて強い芽胞を作ります(芽胞は100℃で1~6時間の加熱に耐える)
- 食べ物とともに腸に達し、腸で毒素を作り食中毒を引き起こします
症状等
- 潜伏期間は約6~18時間です(平均10時間)
- 腹痛、下痢が主で、まれにおう吐、発熱を起こすこともあります
予防のポイント
- 衛生的な調理を心がけましょう
- 加熱調理した食品は、調理後速やかに食べましょう
- 調理した食品を保存するときは、室温で放置せず、小分けするなどして急速に冷却(10℃以下)するようにしましょう
- 調理した食品を再加熱する場合は、十分に加熱して増殖している菌を殺菌し、早めに食べましょう
※ただし、加熱しても芽胞は死滅しないことがあるので、加熱を過信しないことが大切です
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やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
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