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旧県会議事堂復原・構造補強工事の内容
Old Prefectural Assembly Building
9 構造補強工事の内容
工事名称 |
重要文化財山口県旧県会議事堂保存修理(構造補強)工事 |
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工期 |
平成12年2月~平成12年12月(約11ヶ月) |
構造補強工事の基本的な考え方として
- 大地震によって崩壊しないこと。
- 建物の内・外に補強材が見えないこと。
- 建物の内外意匠を出来るかぎり現状のまま保全すること。
以上が修理委員会において、方針決定されました。
手法としては、建物の構造体である煉瓦壁へのH型鋼や丸鋼の挿入、床組みや小屋組みへの各種鋼材の補強をはじめ、基礎周辺に鉄筋コンクリート施工により一体化を図る等様々な工夫を行い施工されています。
図面
<構造補強概要図(断面図)>
<構造補強概要図(2階床下)>
<構造補強概要図(小屋裏)>
会長 |
(財)明治村副理事長 |
博物館明治村館長 |
名古屋大学名誉教授 工学博士 飯田 喜四郎 |
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委員 |
東京大学教授 |
大学院工学系研究科 |
工学博士 坂本 功 |
委員 |
下関市立美術館長 |
山口県文化財保護審議会会長 |
財津 永次 |
アドバイザー |
京都大学講師 |
工学部建築学科鉄骨構造学 |
工学博士 西澤 英和 |
アドバイザー |
奈良国立文化財研究所 |
造物研究室長 |
木村 勉 |
山口県政資料館
旧県会議事堂復原
所在地 |
山口市滝町1番1号 電話 083-933-2268 |
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交通案内 |
(バス利用)県庁前下車徒歩1分 |
開館時間 |
9時~16時30分 |
閉館日 |
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館日とし、その翌日以降の最初の平日を閉館日とする。)、年末年始(12月28日~1月4日) |
入館料 |
無料 |