やまぐち食の安心・安全メール第202号
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フグ中毒を防止しよう
フグ毒について
- フグ毒はテトロドトキシンという物質で、その毒力は青酸カリの約1,000倍といわれています
- 無色・無味・無臭で官能的には判別できず、塩もみ・水にさらす・加熱などの調理では、無(弱)毒化されません
フグ中毒の症状
- フグ中毒の経過は非常に早く、中毒症状は臨床的に4段階に分けられます。
- 第1段階:
食後20分から3時間までに口唇、舌先、指先のしびれが始まります
歩行は千鳥足になり、激しい嘔吐が続くこともあります
- 第2段階:まもなく知覚マヒ、言語障害、呼吸困難となり、血圧が降下します
- 第3段階:全身が完全な運動マヒ状態になります
- 第4段階:意識消失後、まもなく呼吸、心臓が停止し、死に至ります
山口県のフグ中毒発生状況
- 令和3年において、山口県内ではすでに2件のフグ中毒が発生しています
※いずれも自ら調理したフグ料理が原因です
- 死亡事例は、平成11年以降はありません
適正に処理(有毒部位の除去)されたフグを食べましょう
- フグは有毒部位を全て除去したものでなければ一般消費者に販売できません
- 未処理のフグを一般消費者に販売することは、食品衛生法で禁止されています
- 山口県では、フグの処理は「ふぐ処理師」の資格者又はその立ち合いの下で適正に行うよう条例で規制しています
- フグの自家調理は大変危険です!絶対にやめましょう!
詳しくはこちら
(山口県ホームページ)
(厚生労働省ホームページ<外部リンク>)
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
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