やまぐち食の安心・安全メール
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食中毒予防(腸管出血性大腸菌)
- 大腸菌は、人や動物の腸管内にも存在しており、ほとんどのものは無害ですが、中には、病原性を有するものがあります
- そのうち、ベロ毒素を産生し、出血を伴う腸炎などを引き起こす種類は、腸管出血性大腸菌と呼ばれます
- 腸管出血性大腸菌の代表的なものはO157で、そのほかにO26やO111などが知られています
- O(オー)とは菌の表面にある抗原の種類で、O157とはO抗原として157番目に発見されたという意味です
- わずか50個程度の少ない菌量で発症するので、正しい知識をもって、しっかり予防しましょう
近年の食中毒事例
- 平成26年7月、静岡県、原因食品は冷やしキュウリ、発症者510人
主な症状
- 喫食して1~8日後に、激しい腹痛、下痢(血便)、発熱、おう吐を発症
※重症の場合は、溶血性尿毒症症候群や脳症で死亡することもある
予防対策
- 手を石けんでよく洗う
- 材料と調理加工済み食品を混在させない
- 食肉は十分に加熱(中心部が75℃以上で1分間以上)
- 焼肉やバーベキューでは、生肉専用の取り箸やトングを使用する
詳しくは腸管出血性大腸菌による食中毒
「山口県野生鳥獣肉の衛生管理ガイドライン」について
県では、イノシシ、シカなどの野生鳥獣を衛生的に処理し、安全な食肉としての利用促進が図られるよう、狩猟から運搬、食肉処理、食肉販売及び消費に至る各段階での注意事項を示した「山口県野生鳥獣肉の衛生管理ガイドライン」を策定し、関係者への普及・定着を図っています。
やまぐち食の安心・安全推進協議会
【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
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