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やまぐち食の安心・安全メール 第2号
1 食中毒予防の3原則について
夏場に気をつけたい細菌性食中毒の予防3原則です。
- 細菌をつけない
- 手から食品に細菌をつけないよう、調理前などはせっけんでよく手を洗う
- 魚や野菜などの食材は水で十分に洗う
- 調理済み食品は、直接手で盛りつけをせず、箸などを使う
- 細菌を増やさない
- 細菌は通常30~38℃で急速に増殖するので、食品は低温で保管する
- 調理した食品は早めに食べる
- 細菌をやっつける
- ほとんどの細菌は加熱によって死滅するので、中心温度が75℃以上で1分間以上加熱する
2 BSE検査対象について
6月12日の随時配信でお知らせしましたが、山口県ではBSEの全頭検査を見直し、7月1日から検査対象を48か月齢超としました。
なお、BSE検査を実施している全国75自治体は、一斉に7月1日から検査対象を48か月齢超としました。
今号では、見直しの根拠となった内閣府食品安全委員会による最新の科学的知見に基づいたリスク評価の概要を紹介します。
国内のBSE対策についての評価概要
- 牛の飼料規制や食肉処理工程での特定危険部位の除去等の規制により、食肉の安全性が確保されている。
牛肉の摂取によるヒトのプリオン病発症の可能性は極めて低い。
- 平成14年1月に生まれた牛1頭を最後に、それ以降11年間にわたり、BSE感染牛は確認されていない。(平成13年から開始された飼料規制による効果)
BSE感染牛は満11歳までにほとんどが検出されることから、今後、BSEが発生する可能性はほとんどない。
- 11歳未満の牛に感染があった場合を想定し、当面、一部の牛について検査が必要。
BSE検査対象月齢を引き上げて、検査を継続。
検査対象月齢を48か月齢超に引き上げる根拠
- 一部の例外を除き、BSE感染牛は48か月齢以上で発生
- EUにおけるBSE発生実績から、BSE感染牛のほとんどが48か月齢以上で検出
- BSE感染牛の脳組織1gを4~6か月齢の牛に経口投与した実験で、投与後44か月目(48か月齢相当以上)以降にBSEプリオンが検出され、BSEプリオンの摂取量が少ないほど潜伏期間が長くなった。
詳細につきましては、次のページをご覧ください。
3 食に関するニュース・山口県の取組
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山口県の取組
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【事務局】山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
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