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紅斑熱群リケッチア症は、ロッキー山紅斑熱、地中海紅斑熱、クインズランドダニチフスなど、世界的に分布します。
国内においては1984年に初めて患者が報告され、日本紅斑熱と呼ばれるようになりました。山口県では2010年6月25日に初めて患者が報告されました。
感染症法において4類感染症として取り扱われています。
※DIC:播種性血管内凝固症候群。全身に小さな血栓をつくることによる臓器障害と、顕著な出血傾向が同時にみられる状態。
テトラサイクリン系及びニューキノロン系抗菌薬の投与による治療が行われます。βラクタム系抗菌薬は全く効果がありません。
「ダニ媒介感染症と予防について」のページをご覧ください。