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県政放送(動画配信)・大好き!やまぐち マダニが媒介する感染症に気を付けましょう
県政テレビ番組 tys「大好き!やまぐち」
「マダニが媒介する感染症に気を付けましょう」令和7年4月26日(土曜日)放送分
関係先: 健康増進課
動画テキスト
以下、番組のテキストデータです。
『大好き!やまぐち』
【アナウンサー】
昨年、県内では20人のマダニによる感染症患者の報告がありました。時には、死を招くこともあるマダニ媒介感染症。今回はマダニからの感染を防ぐ手段と対処法をご紹介します。
~オープニングタイトルの映像~
マダニが媒介する感染症に気を付けましょう
~アナウンサーと県健康増進課川崎さんのツーショット~
【アナウンサー】
川崎さん、マダニによる感染症が県内で報告されていますが、どういった感染症なのでしょうか。
【川崎さん】
ウイルスなど病原体を保有するマダニにかまれることにより起こるSftsや日本紅斑熱などの感染症です。
Sftsの主な初期症状は 発熱、倦怠感、下痢や嘔吐などの消化器症状で、日本紅斑熱は発熱、倦怠感、かゆみのない発疹などです。どちらの疾患も重症化し死亡することもあります。
【アナウンサー】
恐ろしい感染症ですね。
それではマダニはどのような場所にいるのですか。
【川崎さん】
マダニは森林や草むら、やぶ、畑などに多く生息しています。そのほか公園や住宅地の庭などにもいることがあります。
【アナウンサー】
どうすれば感染予防できますか。
【川崎さん】
マダニにかまれないことが重要です。マダニは春から秋にかけて特に活動が盛んですので、この期間はマダニにかまれるリスクが高くなります。マダニの生息する場所に入る時には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴下と靴を着用し、肌の露出を少なくしてください。
また、帰宅後はマダニがついている可能性があるため、すぐに服を着替えたり、体をシャワーで洗い流すと有効です。
【アナウンサー】
万が一かまれた場合はどう対処すればよいのでしょうか。
【川崎さん】
マダニにかまれても痛みやかゆみはあまりなく、気付かないことが多いようです。野外活動後は、体にダニが吸着していないかどうかを確認し、見つけたら早めに取り除くことが肝心です。ただし、自分で取らずに、皮膚科などを受診し処置してもらってください。
また、かまれて数日から2週間程度の間に症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診し、 ダニにかまれたことを告げてください。
~まとめ~
【ナレーション】
ダニ媒介感染症について県ホームページで詳しく紹介しています。ご不明な点は県健康増進課までお問い合わせください。
【アナウンサー】
これからの季節、くれぐれもマダニには注意してください。万が一かまれた場合は、医療機関を受診しましょう。
テキストデータは以上です。
関係先: 健康増進課