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令和4年度(2022年度)採用
柳井土木建築事務所
清水 技師
建築物に関する計画が法律に適合するか判断する審査業務や、県民の方々からの相談対応を主に担当しています。現場を知り状況を把握することも欠かせないため、現地調査へ赴く機会も多々あります。
最初の配属先が柳井だと知ったときは、思わず尻込みしてしまったことを覚えています。実際に働いてみると、出先機関は本庁とは違い人員が少ないですが、その分お互いの距離が近く、中々結論が出ない問題に対しても皆の力を結集させることで解決しています。
相談を受けた際に、相談者の方々の思いを汲み取った対応ができたときにこの仕事の意義を感じます。適当かつ適切な回答が求められる以上、常に考える必要があり、結果として知識や教養が身に付くと感じます。
また、2年目になってからは、業務だけでなく社会人としても、他の人の見本となるように意識しています。県民の方々に対しても、決して機械的でなく、一般的な感覚を踏まえ希望を反映させることを念頭に対応しています。
県の建築職には、法令をはじめとした幅広い分野から建築に携わり、色々な経験を積むことができる所に魅力を感じます。今の職場は「建築」は勿論のこと、「社会」のいろはを教わる上でも引けを取らない環境だと確信します。
受験して終わりではなく、就職してからが始まりです。私自身、今でも分からないことは多々ありますが、周りの人に意見を仰ぐことで打開することも多くあります。いついかなる時も身の回りにいる方を頼ってください。