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令和3年度(2021年度)採用
健康福祉部厚政課
中里主任主事
山口県再犯防止推進計画の改定を担当しています。安心・安全な地域共生社会を実現するため、罪を犯した人等の立ち直りを支援する計画で、国の機関や関係団体と協働しながら改定にあたっています。
どんな事業も県民のために行っていることですが、地道な作業が続いたり問題にぶつかったりすると、目の前の事務に追われ、本来の目的を忘れそうになります。今自分のしている仕事が誰のためになるのか、常に意識して、喜ぶ人の顔を想像しながら、取り組むようにしています。
前職は外食業界で9年間勤め、店舗勤務で3年間売上や在庫管理、スタッフの教育等の店舗運営に携わり、残り6年は本社で勤務し、決算等の経理業務や市場のトレンド調査の業務を担当していました。
新型コロナウイルスの感染拡大がきっかけで移動が制限され、山口県にいる家族や友人のためにできることがなくもどかしい思いをしたことから、育ててくれた地元の人たちの役に立つ仕事がしたいと思い県職員を目指しました。
お堅いイメージのある行政機関の雰囲気に馴染めるか不安でしたが、懐かしい山口弁の飛び交う穏やかな職場で、周囲の職員にも優しくフォローしてもらい、すぐに馴染むことができました。
一方、民間時代は特定の部門や職種を長く経験することが多かったため、特定の分野に専念できましたが、県の行政職は幅広く様々な部門を経験するため、あらゆることにアンテナを高くしておく必要があると感じています。
一期一会の気持ちでお客様に丁寧に対応することを心がけていた経験が、県民の方への対応や関係者と仕事を進める場面で活きていると思います。会議では、寄せられた意見等に丁寧に対応したことで、関係者の納得を得ながら円滑に進めることができました。
慣れ親しんだ環境からの転職は勇気のいることでしたが、生まれ育った地元のために働くことにやりがいを感じ、思い切ってチャレンジしてみてよかったと思っています。これまでの仕事で培った知識や経験を活かして、ぜひ山口県で一緒に働きましょう!