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ふれあい夢通信バックナンバー集・ふれあい夢通信第73号
令和6年度「ふれあい夢通信」リーフレット ができました!!
第73特集号(2024春号)
ええるくん
県教育委員会では、「ふれあい夢通信」ウェブページにより、県内の教育情報を保護者、地域、学校に向けて発信しています。
また、以下の「ふれあい夢通信」SNSで、「ふれあい夢通信」ウェブページの掲載についてお知らせしています。
- Facebook https://www.facebook.com/people/ふれあい夢通信-2/100089768605785/<外部リンク>
- X https://twitter.com/fureyume<外部リンク>
- LINE https://line.me/R/ti/p/lakGXWYqGB<外部リンク>
目次
1.山口県教育の実践、各種研修会、統計結果等
(1) 令和7年度に開校する新高校、開設する新学科について
(2) 令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の山口県の結果と学校における体力向上の取組を紹介します。
(3) 公立中学校において部活動の地域連携・地域移行が進められています。
(4) 社会と連携・協働して県立高校等の「総合的な探究の時間」の充実を図っています!~「やまぐち型社会連携教育推進事業」実施報告~
(5) AFPY出前講座の取組状況について
(6) 「山口県 県内進学ガイドブック」の作成について
2.ふれあい掲示板
やまぐち総合教育支援センター、山口県秋吉台青少年自然の家の3月末までの行事をお知らせします。
3.読者プレゼント
県立田布施総合支援学校の生徒が製造した「一輪挿し」「ジャム」「さをり織り製品」等詰め合わせを10名様にプレゼント!!
1 山口県教育の実践、各種研修会、統計結果等
(1)令和7年度に開校する新高校、開設する新学科について
令和7年4月に、県立厚狭高校と県立田部高校の再編統合により設置する新高校が開校します!
コンセプト 学科の枠を越えて、地域・社会と連携・協働した課題解決型学習や生活の質の向上に向けた実践的・体験的な教育活動を推進することにより、未来を切り拓き、新たな価値を創造する力を育みます。 |
○ 校地は現県立厚狭高校北校舎です。
※ 学校名は検討中です。
令和7年4月に、県立岩国高校・県立徳山高校・県立山口高校の「文理探究科」が始動します!
コンセプト 探究的・発展的・先進的な学習活動を軸とした特色ある教育活動を展開する中で、大学での高度な学習につながる高い学力に加えて、急激に変化する社会の中でも未来を切り拓く次代のリーダーとして求められる力を育成します。 |
〇 新たに文系分野の学科を設置し、理系学科と併せて、総省を「文理探究科」とします。
※ 県立宇部高校・県立下関西高校・県立萩高校の「探究科」も「文理探究科」と名称を変更し、6校とも同じコンセプトのもと、特色ある教育活動を通じて進学に重点を置く取組を推進します。
お問い合わせ先 | 高校教育課 高校改革推進班 Tel:083-933-4636 Fax:083-933-4619 E-mail:a50300@pref.yamaguchi.lg.jp |
(2)令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の山口県の結果と学校における体力向上の取組を紹介します。
本県では、児童生徒が、心身ともに健康で、未来をたくましく生き抜くことができるよう、活動の源となる体力の向上に向けた取組を推進しています。
ここでは、令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査(調査対象:小5男女、中2男女)の山口県の結果と本県の小・中学校における体力向上の取組を紹介します。
◆ 令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果
■ 本県公立小・中学校の児童生徒の体力の状況
【体力合計点(実技8種目の結果を10点満点で換算)の推移】
体力合計点(実技8種目の結果を10点満点で換算)の推移 (その他:146KB)
○ 体力の総合的な指標である「体力合計点」の本県の平均は、令和4年度の記録と比較して、小5男女、中2男女とも上回りました。
○ 中2男子は、平成20年の調査開始以来、過去最高値を記録しました。
○ 全国平均との比較では、中2男女が全国平均を上回りました。
【各種目の令和4年度との比較(レーダーチャート:全国平均を50とした時のT得点による比較)】
各種目の令和4年度との比較(レーダーチャート:全国平均を50とした時のT得点による比較) (その他:149KB)
○ 体力のバランスをレーダーチャートで確認すると、令和4年度(点線)と令和5年度
(実線)の比較では、令和5年度(実線)の方が、外側に広っていることが分かります。→ 体力のバランスが改善傾向
◆ 本県公立小・中学校の体力向上の取組
本県では、令和5年2月から、本県児童生徒に「健康を保持増進し、未来をたくましく生き抜く力」を育むため、「体力向上維新プロジェクト」による取組を、市町教育委員会と連携を図りながら進めてまいりました。
各学校においては、本プロジェクトに基づいて、児童生徒の体力状況を把握し、課題に合わせた取組を実践しています。
ここでは、各学校の取組例を紹介します。
■ 委員会活動などを中心とした児童生徒が主体となった取組の工夫
○ 運動委員会、保健体育委員会等で、運動動画を作成・配信
○ 全校朝会等で、体育委員会がストレッチの効果や正しい行い方を説明
○ クラス遊びや○○月間など、スポーツイベントを企画、実施
■ 休み時間等を利用した取組の工夫
○ 様々なボールを用意し、いつでも使えるよう校舎内にボールコーナーを設置
○ 握力や長座体前屈等、いつでも記録を測定できるようチャレンジコーナーを設置
■ 地域や家庭と連携した取組の工夫
○ 地域の大学講師、スポーツトレーナー等との連携による体育授業を実施
○ 地域や保護者の方と一緒に学校体育活動を実施(運動会、新体力テスト等)
○ 学校ホームページ等を活用し、児童生徒の体力や運動習慣等に関する情報を発信
○ プロスポーツ選手と一緒に学校体育活動を実施(一緒に新体力テスト)
【体力向上に関する情報】(学校安全・体育課ウェブページ)
https://sites.google.com/g.ysn21.jp/tairyoku-up-ishin/%E3%83%9B%E3%83%Bc%E3%83%A0<外部リンク>
お問い合わせ先 | 学校安全・体育課 学校体育班 Tel:083-933-4690 Fax:083-922-8737 E-mail:a50500@pref.yamaguchi.lg.jp |
(3)公立中学校において部活動の地域連携・地域移行が進められています。
山口県では、県教育委員会と県観光スポーツ文化部が連携し、少子化が進む中においても、将来にわたり生徒がスポーツ・文化芸術活動に継続して親しむことができる機会を確保するため、公立中学校における部活動の地域連携・地域移行に向けた取組を推進しています。
ここでは、本県の取組を紹介します。
◆ 県の取組
□ 「山口県新たな地域クラブ活動の在り方等に関する方針」の策定
本県の改革の方向性やめざす姿等を盛り込んだ県の方針を令和5年10月に策定しました。本方針を踏まえ、県及び各市町において、取組が進められています。
〇 令和5~7年度までの3年間を改革推進期間とし、全ての市町において、休日の学校部活動の地域連携、または、地域移行の取組を実施します。 |
□ やまぐち部活動改革セミナーの開催
令和5年11月14日(火曜日)に公立中学校の管理職や山口県PTA連合会の方等を対象に、「やまぐち部活動改革セミナー」をオンラインで開催しました。
講師の長崎県長与町教育委員会教育長である金崎 良一様から、長与町の先行事例を踏まえながら、地域における中学生のスポーツ・文化芸術活動の機会を確保していくためには、行政・学校・地域が連携し、主体的に取組を進めていくことが大切であることなどのお話をいただきました。
事例発表では、周南市からは、本年10月に「周南市地域クラブに係る方針」を策定し、具体的な方向性が示されたことなどについて、また、萩市からは、先行的に地域クラブ活動として取り組んでいる陸上競技、ソフトボール、サッカーの事例などについて紹介がありました。
【萩市】地域クラブ活動(陸上競技)チラシ |
【周南市】学校部活動改革の方向性 |
【本県の部活動の地域移行に関する情報】(学校安全・体育課ウェブページ)
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/site/kyouiku/1525
お問い合わせ先 | 学校安全・体育課 学校体育班 Tel:083-933-4690 Fax:083-922-8737 E-mail:a50500@pref.yamaguchi.lg.jp |
(4)社会と連携・協働して県立高校等の「総合的な探究の時間」の充実を図っています!~「やまぐち型社会連携教育推進事業」実施報告~
令和5年度から3年間で全ての県立高校等において、社会と連携・協働した「総合的な探究の時間」のカリキュラムを作成し、リアルな体験を通した多様な他者との「協働的な学び」を充実させ、実社会や実生活において生きて働く資質・能力の育成をめざす「やまぐち型社会連携教育推進事業」を実施しています。
実施校※においては、「総合的な探究の時間」の充実に向けて、様々な取組を実施しています。
周防大島高校、岩国高校広瀬分校、岩国総合高校、高森高校、岩国工業高校 柳井高校、田布施農工高校、光高校、華陵高校、新南陽高校、防府高校佐波分校 山口農業高校西市分校、宇部中央高校、小野田工業高校、美祢青嶺高校、長府高校 大津緑洋高校大津校舎、萩高校、下関中等教育学校 |
多様な他者との協働的な学び |
探究学習の充実に向けた校内研修 |
カリキュラム作成に向けた先進校視察 |
---|---|---|
県立華陵高校では、オーストラリアの高校生と英語で会話しながら、「大福づくり」を通じた「多様な他者との協働的な学び」に取り組みました。 | 県立小野田工業高校では、昭和女子大学 緩利准教授を招へいし、「総合的な探究の時間」の指導・支援・評価について校内研修会を行いました。 | 県立宇部中央高校では、島根県の県立平田高校と県立松江東高校を訪問し、「地域・社会との連携・協働体制」について視察を行いました。 |
上記以外にも各実施校の取組を、当課Facebookページの「やまぐちCSプロモーション」にて情報配信しています。ぜひ、御覧ください。
令和6年1月20日(土曜日)の「地域連携教育再加速フォーラム」にて、実施校の代表生徒と連携先の大人が、「総合的な探究の時間」の取組について、ポスターセッション方式で発表を行いました。
【地域連携教育推進課Facebookページ「やまぐちCSプロモーション」】
https://www.facebook.com/C.E.P.O.Yamaguchi<外部リンク>
お問い合わせ先 | 地域連携教育推進課 地域連携教育班 Tel:083-933-4661 Fax:083-933-4669 E-mail:a50400@pref.yamaguchi.lg.jp |
(5)AFPY出前講座の取組状況について
AFPY(アフピー)とは、Adventure Friendship Program in Yamaguchiの略で、他者と関わり合う活動を通して、個人の成長を図り、豊かな人間関係を築くための考え方と行動の在り方を学び合う、山口県独自の体験学習法のことをいいます。
上の写真は、2人組で向かい合い、手をつないで、つま先を合わせた状態で座ったところから、息を合わせて立ち上がる「エブリバディズ・アップ」という活動です。成功したら4人組、8人組と増やしていきます。写真の場面は最後に全員でチャレンジしている様子です。
本県には、各地にAFPYアドバイザーと呼ばれるAFPYに関わる相談対応、助言、指導等の役割を担うAFPY指導者がおり、人間関係づくり等の体験活動を希望する学校や各種団体に対して、AFPYアドバイザーを派遣するAFPY出前講座を実施しています。
令和5年度は11月末時点で、県内の小・中・高・特別支援学校や子ども会、放課後子ども教室等の社会教育団体から43件の依頼を受け、子どもたちや先生方を対象とした出前講座を実施しました。実施後のアンケートからは、以下のような成果や感想が見られました。
【アンケートグラフ】
○ 入学して間もなく、人間関係ができていない状態であったが、AFPYに取り組んだ後は仲良くなれた様子であった。生徒たちの感想にも「みんなと距離を縮められてよかった」「クラスの半分の人と仲良くなれたので、今後もっと関わりたい」など前向きな意見ばかりだった。この活動を通して、学年全体がお互いに思いやりのもてるいい集団になれるよう今後教員が導きたいと思う。 |
○ 仲間と共に課題をクリアすることの達成感を感じた生徒が多かった。同じメンバーで固定化された人間関係が今後広がっていくきっかけが得られた。 |
○ 生徒たちの活動を客観的に観察することで、日常の学校生活での関わりでは気付かない、それぞれの生徒の特性(良さや苦手なこと)に気付く機会となった。それぞれの良さを伸ばし、苦手としていることを補い合える学級経営に大いに役立つ活動だった。 |
○ 一つひとつの活動にどんな目的があるのか、どんな学びがあるのか教員にも生徒にもしっかりと説明をしていただき、単なる楽しい活動で終わることのない大変実りのある時間となった。これまで関わりの少なかった生徒同士が関わる機会となり、今回の活動を通して仲良くなれたと喜んでいる生徒が多数いた。学校では見られない生徒の一面を見ることができ、新たな発見があった。 |
○ 生徒の感想にも、「人と関わることが苦手だったがこの活動を通して、人の良いところに気づき、楽しく活動することができた」や「もっと上の学年の先輩と協力していきたかったけど、緊張して話せなかったところもあった」など、成果と課題が見られた。自己開示のハードルが下がるような集団づくりを今後も様々な活動を通して学ばせたい。 |
○ 校内研修として、AFPY出前講座を活用させていただいた。講師が校長先生だったため、実際に学級でAFPYの活動が活きる声のかけ方や子どもへの返し方についてたくさん教えていただいた。また、先生の今までの学級経営の中でAFPYをどのように活用されてきたのかも教えていただき、2学期から実践していきたいという思いを強くもつことができた。 |
■AFPY出前講座の情報は、「AFPYの推進・トップ」ウェブページを御覧ください。
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/183/26582.html
お問い合わせ先 | 地域連携教育推進課 青少年教育班 Tel:083-933-4650 Fax:083-933-4669 E-mail:a50400@pref.yamaguchi.lg.jp |
(6)「山口県 県内進学ガイドブック」の作成について
毎年2月に、県内大学・専門学校等の学校概要や取得できる資格などをまとめた「山口県 県内進学ガイドブック」を作成しています。
今年度も2月上旬から高校生のみなさんに見ていただけるよう、冊子の配布や「やまぐちスマートスクールポータルサイト」、「やまぐちシルガク」へのデジタルブックの掲載を予定しています。
ぜひ、御覧いただき、今後の進路選択の参考にしてください!
<「山口県 県内進学ガイドブック2024」デジタルブック>
https://my.ebook5.net/league-yamaguchi/shingakuguide2024/<外部リンク>
<「やまぐちシルガク」ウェブページ>
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/site/yamaguchishirugaku/
お問い合わせ先 |
学事文書課 大学班 Tel:083-933-2140 Fax:083-933-2137 E-mail:a10400@pref.yamaguchi.lg.jp |
2 ふれあい掲示板
やまぐち総合教育支援センター
ウェブページアドレス https://www.ysn21.jp/<外部リンク>
電話:083-987-1190
申し込み方法:詳しくはやまぐち総合教育支援センターウェブページ内にあるオープンセミナーのページ(https://www.ysn21.jp/?page_id=279351<外部リンク>)を御覧ください
みんなで楽しむ天体観測【冬・春】
冬・春の星座について、プラネタリウムでの解説と、天体望遠鏡を使った天体観測を行います。
開催日:令和6年3月18日(月曜日)、3月19日(火曜日)
対象:一般県民(中学生以下は保護者同伴)
定員:各回25人
締切:令和6年3月4日(月曜日)
山口県秋吉台青少年自然の家
ウェブページアドレス https://www.c-able.ne.jp/~akishoji/<外部リンク>
電話:08396-2-0581
申込方法:山口県秋吉台青少年自然の家ウェブページにて、各事業の開催日2カ月前から募集要項を掲載します。詳しくは、そちらを御覧ください。
親子で陶芸体験3
開催日:令和6年3月2日(土曜日)
内容:ドリーネ畑の土を使い親子で作品を作ります。
対象:小学生以上の親子
定員:12組
締切:開催日のおおよそ3週間前
秋吉台ハイキング
開催日:令和6年3月9日(土曜日)
内容:冬の秋吉台の美しさを家族、友人で体感します。
対象:小学3年生以上の家族及び一般
定員:40名程度
締切:開催日のおおよそ3週間前
3 読者プレゼント
県立田布施総合支援学校の生徒が製造した「一輪挿し」、「ジャム」、「さをり織り」等詰め合わせを10名様にプレゼント!!
田布施総合支援学校は、「豊かな心と生きる力を育み、自立と社会参加できる児童生徒の育成」という教育目標のもと、自分らしくチャレンジする児童生徒と共に日々の教育活動を展開しています。高等部では、個々に応じた職業的自立につながる作業学習や実践的な活動も多く行っています。今回は、木工班の「一輪挿し」、フードサービス班の「ジャム」、家政班の「さをり織り製品」等から詰め合わせて10名様にプレゼントいたします。
「一輪挿し」、「ジャム」、「さをり織り製品」等 |
プレゼントの応募方法
読者プレゼント御希望の方は、住所、氏名、年齢、電話番号、「ふれあい夢通信」の感想を御記入の上、下記の編集部まで、はがき、Fax、電子メールで御応募ください。なお、当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。
山口県教育庁教育政策課教育企画班 |
締切:2月22日(木曜日)必着
バックナンバーについて(創刊号~第72号)
- 創刊号~第51号
- 第52特集号(2018夏号)
- 第53特集号(2018冬号)
- 第54特集号(2019夏号)
- 第55特集号(2019秋号)
- 第56特集号(2019冬号)
- 第57特集号(2020春号)
- 第58特集号(2020夏号)
- 第59特集号(2020秋号)
- 第60特集号(2020冬号)
- 第61特集号(2021春号)
- 第62特集号(2021夏号)
- 第63特集号(2021秋号)
- 第64特集号(2021冬号)
- 第65特集号(2022春号)
- 第66特集号(2022夏号)
- 第67特集号(2022秋号)
- 第68特集号(2022冬号)
- 第69特集号(2023春号)
- 第70特集号(2023夏号)
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- 第72特集号(2023冬号)